久しぶりにゆっくり過ごせる休日が出来たので、山岳関係の映画でも観よっかなーと検索したら新田次郎 原作、木村大作 監督の『劒岳 点の記』がお勧めでヒットしたので近くのレンタルビデオ屋で借りてきました。
本編の前のCMの中でこの映画のCMもやってて思い出したんだけど、昔映画館で別の映画を見てたときも本編の前のCMで予告が流れてて、当時は
「なんでこんな雪山に行くんだろう、この人達バカじゃないの?」
って思うほど嫌悪感まるだしだったのに、いつの間にやらそんな映画を好んでみるようになってしまっています。
それだけ『山に登る』という行為に魅力を感じるようになったんだと思います。
さて『劒岳 点の記』の感想ですが、万人に対して「絶対観たほうが良いですよ!!」とまではお勧めし辛いんだけど山好きな人は、見て損はない、と言える作品でした。
内容とかはwikiでも調べてくださいっていう投げやりな感じですけど、主人公の柴崎芳太郎が考えていた『なぜ山に登るのか?』という問い掛けに僕自身も考えるものがありました。
日本山岳会 初代会長の小島烏水に対し芳太郎は「遊びで登ってるんだろ?」と言い、烏水も陸地測量部の『山に登る』という行為に対して感服しています。
それだけ陸地測量部の『山に登る』という行為は尊敬出来るものなのですが、打って変わって僕は『山に登る』という行為に対して崇高の念まではまだ抱くことは出来ないけれども、それでもやっぱり登頂した時に景色を見たい、とか普段見ることの出来ない高山植物を見たい、とかそんな単純なことなんですがやっぱり山に登りたいなぁと常に考えます。
皆さんの『山に登る理由』ってなんでしょうか。
そんな哲学的なことを書いておきながら、一点、確実に言えることは作中の葉津よ(宮崎あおい)はきゃわわってことですね(笑)
そうそう、こんなことで締めるんじゃなくって、富士山の次の目標は『剱岳』です。剱岳は文化的にも奥が深そうなんで勉強が必要ですね!!
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