海岸を歩く

　家の仕事を済ませたらもう12時。少し歩きに山でもと思ったけど、「いつもの山ではね」とネガティブな考えが。でも時間も無いので海辺を歩くという考えが頭に浮かび、太平洋に面した実家に車を停め、歩いて15分の小島海岸へ。
　シーズンや土日には車が多く停まり、サーファーや釣り人がいる海岸も、冬の平日とあって人の姿は無い。海は少し荒れ気味だけど引き潮時のようで、比較的砕波は低い。
　とりあえず静岡県方面に向かって砂浜を歩き出す。波打ち際は砂が締まっていて歩きやすいが、時々波が靴を濡らす。
　途中沢水が流れ込んでいるところでは、ゴアのミドルカットの登山靴を履いてきて正解と思える水深で、浅いところを選んで渡渉。
　水温が低いようで、魚や蟹の姿は見えないが、水鳥が波に揺られながら時々水中に潜っていくところを見ると、多少は食べ物がいるみたい。
　約1時間ほどの砂浜歩きと、実家までの農道歩きで約2時間強の暇つぶしを終え、靴の紐を緩めたら左足の甲に痛み。砂浜歩きは意外と足に負担が大きい。やっぱりいつもの山に行けば良かったかな。