予報は雨。近鉄電車が伊勢中川を過ぎるころには本降りに。大和八木に着くころには雨足は弱まり、近鉄奈良に着くころには小降りに。
東向商店街の金券ショップで正倉院展の前売り券を1,000円で購入、三条通を東に歩き、まずは落慶法要が終わったばかりの興福寺中金堂へ。朱色の柱と金色の本尊が周辺の雰囲気からは浮いているが、千年もすれば興福寺の講堂や五重塔のようになるんだろうな。
その後北円堂の無著、世親兄弟にご挨拶。雨模様の天気ののおかげで参拝者がほとんどいない中、ゆっくりと拝観。
ネットで正倉院展の混雑状況を調べたら、待ち時間なし、館内混雑無しとのことで奈良博へ。何の抵抗もなく館内に入れば、それでも観覧者はそれなりに多く、特に平螺鈿背八角鏡、沈香木画箱、玳瑁螺鈿八角箱、犀角如意といった、今年の目玉の展示品の前は人だかりはあるものの、少し待てばゆっくり観覧できる状況。雨模様のおかげ。
本館の常設展示をゆっくり楽しみ、東大寺大仏殿の前を抜けて正倉院へ。イチョウの黄葉はまだまだだけど、雨に濡れた芝と黄色の落ち葉のコントラスト、東大寺を背景に美しい。
正倉院を見てから昼飯の店探し。午後1時半近く、もう店も空いているだろうと水門町の蕎麦屋の前の路上に長蛇の列。釜飯の志津加の店の前も行列が続いている。時々行く三条通近くのかえる庵に電話したら、これからでも良いよとのありがたい返事。
急いで店に着いたのが2時少し前。種類豊富な日本酒で軽く疲れを癒し、生粉打の新そばをいただく。蕎麦湯も飲んで3時過ぎまでのんびりしてたけど、温厚なご亭主はニコニコとしてありがたかった。
再び三条通を猿沢の池まで歩き、奈良県のビジターズビューローで来年の仏像カレンダーを8部購入し、郵送を依頼。平宗で柿の葉寿司をお土産に購入。近鉄奈良で「みむろ」も買って、これで留守番の嫁さんのご機嫌を取るつもり。
帰りの近鉄は大和八木手前で土砂降りの雨で遅れ、榛原あたりまで強い雨が窓を叩いていたが、伊勢平野に出たときには雨もやみ、名古屋には定刻の5分遅れで到着。地下街でお好み焼きとねぎまと生ビールのセットで一杯やってから帰宅。
この時期奈良は雨模様が一番良いと思った一日でした。
kamiishiさん、こんばんわ。
奈良にようこそいらっしゃいませ。
その日はその日だけ特に大雨で、
人出も少なかったろうと、
一瞬、正倉院展に行こうかしらんと。。
色気が出たのですが、やっぱり行けばよかったかな。。
美味しい新そばと酒も楽しまれてなによりでした。。
(その日は結局仕事して、、子供の送り迎えで
一日が終わりました。。(笑))
k-yamaneさん。お近くにおられる方は意外と正倉院展に行かれないようですね。蕎麦屋の奥さんが先日見えなかったのでご主人に聞いたら、初めて正倉院展に出かけて行っているとのことでした。
法起寺のコスモスは来年の楽しみに取っておきます。
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