桜の季節が終わりに

　今日は午前中家の用事も無く、朝食を食べてから少し山を歩きに出かける。里の桜は「落花盛ん」の表示が新聞の桜開花状況欄に増え、高遠や淡墨桜など山中の桜も「満開近し」と桜の季節も終盤に。
　富士見岩への途中の山道では、ヤマブキが杉林の中に明るい空間を演出し、ところどころに桜の花の白いじゅうたん。エンゴサクが薄紫色の細長い花を咲かせ、スミレは控えめに小さな花を咲かせている。山イチゴの白い花も増え、6月頃には収穫できそう？
　誰もいない富士見岩からは展望はきかず、近くの山の名残の山桜を眺めながら、コーヒーとあんぱんでのんびりゆっくりと過ごす頂上でのひとときは至福の時間。