生まれた土地、育った土地に愛着を持つ人は多数派だと思う。東京都区内に生まれ育った私には、人だらけでごみごみと空気も汚い雑然とした土地もとても愛着を持っている。神奈川県に引っ越してきてから、起伏の多い鎌倉では散歩が楽しいと言う人、茅ヶ崎の平地は自転車でどこへでも行けると誇らしく言う人とがいた。人それぞれ住めば都らしい。
地方から東京都に住みたい人は職住一致と利便性と遊興が魅力だと思うが、私は山登り大好きなので遊び場として全く魅力を感じない。私の東京は身近にあった神社や公園、どこにでもあるお店や空き地、近所のおじちゃんおばちゃん幼馴染などなど、日常的に接していた有形無形なものが愛着となってしみ込んでいる。
神奈川県と大きなくくりで見ると、知り合いのお子さんが京都の大学に入学し住むようになって、地元の人から「神奈川県って、とっても怖い県ですね」と言われたとのこと。他県から、神奈川県は、とんでもない土地だと思われているかも。確かに、凶悪事件、猟奇事件、不祥事や性犯罪が多く発生していて、如何なものかと思う。横浜市に至っては、カジノ誘致で世間を賑わしている。昨日、横浜市議会はカジノの是非を問う住民投票をしないことを決定したとのこと。新コロナ禍の混乱に、わざわざ決議したのかな。誰かが言っていた『民主制とは正しい政策を次々と手際よく繰り出すための政治システムではない。そうではなく、誤った政策が手際よく社会を破壊するのを防ぐための制度なのである』に照らして考えると、横浜市議会は民主主義を放棄してしまったに等しい。神奈川県への誤解があるといけないので、相模の山・丹沢は低山ですが変化に富み魅力があり、市井の人々は素敵な人が沢山いることを言い添えておきます。
神奈川県に移り住み三十有余年、東京への思慕もなかなか消えないのは私の煩悩でしょうか。東京より神奈川県に住んだ年月が多くなり、もし東京にリターンしたら神奈川にも未練が出てくるのかもしれません。所詮ない物ねだりなのかもしれません。住めば都にするには、その土地土地で、人の素敵さや身近にある良さを見つけられるかにあると思います。今年は、もっと見つけようと思います。
yasuji-さん、こんにちわ。
神奈川県って住んだことはありませんが、
観光目線で見てみると、
小ぶりながら、ここくらい
バリエーションに富んで、
魅力的な県も珍しいと言えるかも。
比較的コンパクトで移動しやすいのは
長所ともいえるし、その分人口密集地で、
そこだけは短所と言えばいえるかも。
大都会で異国情緒たっぷりの横浜
古都鎌倉
風光明媚な湘南
自然豊かな丹沢
景勝地で温泉たっぷりの箱根湯河原
なんてったって富士山がよく見える
海と山のバランスがよい
実は怪しげな雰囲気の川崎が好き
川崎には出張でトータル３ヶ月くらい
滞在した目線からでした。(о´∀`о)
k-yamane さん
コメントありがとうございます
昭和３０年代あたりの東京も、少し郊外に行けば田園風景でした
新宿から小田急線で１０分ほどの経堂も一面畑が広がっていました
川崎など駅前でも畑地だったように思います 本当に懐かしく思います
現在のようなビルで溢れたコンクリートの街に生まれ育ったとしたら、愛着などと言う感覚は無いかも知れませんね
貴方さまが仰るように、神奈川県は風光明媚な場所が多いですが、観光地化が進めば進むほど、本来持っている情緒が失われるように感じてしまいます
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