|
|
|
疑心暗鬼だったこと：
�� 井戸沢を詰めあがった地点が何処か分からなかった？ しかし、
�� その詰め上がり地点を添付略図の地点１（Ｐ830へ向かう点線）であると思いこんだ
�� 地点A方向（左手）へ向かったが、地図では登りなのに下っていたので疑問に思った
�� その疑問について、地図に現れない上り下りなのではと考えてしまった
�� 井戸沢右岸尾根の分岐が見出せないまま、（実際は右岸尾根の地点Bにいた）
南東へ派生する尾根を右岸尾根と判断し少し下ったが違和感を感じ戻った そして
もしかしたら、すでに右岸尾根を下っているのではないかと少し思えてきた
�� 疑心暗鬼は続いていたが、右岸尾根を下っていると仮定していた
実際には地点３にいたが、現在位置を地点Ｃと思い、左に進むと沢に出ると判断し右手に進んだ
�� 進む斜面は急でかなりの違和感があったが、強引に下る
�� 次第に沢音が大きくなってきて、沢下りになるのを覚悟した
�� さらに下り沢に近づくと沢幅が意外と広く、小さな沢ではないように思えた、なぜ？
�� 広く見えた処は法行林道であった、そして長尾沢の出合い近くであることが分かった
法行林道に下りて、次のことが分かった
�� 地点Ｃと考えた処は地点３であった
�� 地点Bと考えたのは地点Cであった
�� 地点１と考えたのは地点２であった
�� 全ての誤解・誤判断・疑心暗鬼は井戸沢を詰めあがった地点を正確に把握できなかったことに起因して
いた（地点２を地点１と思い込んでしまった）
ここで、どうしていたら間違えず下れただろうと考えると次のような注意・観察・考察をすれば良かったと思います。
� …禹海靴�も急峻でなく見通しの無い山でのルーファイは難しいことと心得る
�◆ゝ佑瓩△�った尾根で注意深く位置確認をする
今回は、右手が登り左手が下りとなっておりＰ830へ向かう尾根ではないことは明ら
かだったのに誤判断をしてしまった
�� 誤判断をしないように地形（今回は上り下りの方向）を注意深く読む
�ぁ〆覗韻並仆茲箸靴討蓮�高みへ出て現在位置を確認することだと思います
今回は地点Aの林道に登れば確実に位置が分かりました。昨年井戸沢の隣の長尾沢遡
行では林道（地点A）に出てからルーファイをしたので全く間違えず井戸沢右岸尾根を
下りました。今回、２度目となる同じ尾根だったのにも関わらず、何処を下っているの
か全く分からなかったことを考えると、本当に低山は侮れないと思います
�ァ仝仔�近くの沢の詰めに入ろうとする地点で、地形を注意深く観察する
井戸沢の上部は二俣となっているが、その間の枝尾根は略図の地点Ｂから派生する尾
根と思われる
写真左：地点２（詰めあがった地点、地点１と誤判断した）概略地図
写真中：上部の二俣（左沢を進んだ、中央の尾根は地点Bから派生してくる枝尾根と推定）
写真右：略図地図
その3楽しませて頂きました。
現地も知らない若輩者かつ登山1年目の私の失礼をご容赦ください。
本日記の写真右(山行記録写真��20)の谷合流部。ここがポイントではないのかと記録図と写真から想像しております。
写真中央のB尾根の向かって右が日記解説図の赤丸1、赤丸2へ向かう1次谷であり、遡上された向かって左の沢が解説図で示されるB尾根に向かって左側の沢ではないでしょうか。
となると、解説図赤丸2の位置は図示位置ではなく標高770ｍのB尾根破線と赤丸2地点から赤丸3地点へ向かう実線尾根の交点ではないかと推察されますがいかがでしょうか。※770ｍではなく820ｍと思います。
この写真右谷合流部の周辺状況がもう少しわかればよいのですが。
これも2.5万図からの推測ですが、仮に赤丸2地点に立った場合、赤丸1との間の0次谷源頭部にyasuji-さんは気付かれるのではないかと思います。この0次谷源頭部はおそらくはお椀状を呈する地形ではないかと(ガリーはあるかもしれませんが)思います。
中低木が繁茂する場所ではその現認すらままならないと思いますので、実際見えないのかもしれませんが。
いずれにしましても、yasuji-さんのその1〜その3まるで自分も丹沢の山を歩いているかのような、あるいはこれから向かう山のように楽しく勉強させて頂きました。
ありがとうございます。
今後の登山、山行に生かせて頂きます。
sabo1さん
コメントありがとうございます。
ご指摘の赤丸２は私の誤記でした。さすが山岳の測量のプロの眼は確かで凄い技術です。驚きました。（書き直しは手間がかかるので、早速手記ですが訂正します）０次谷はお椀型のように想像できますが、如何せん緩傾斜で中低木の新緑が邪魔していて見通せません。ヤマレコ以外にもホームページがあり、井戸沢も作成中で、そこで使うルート図では赤丸地点２は標高770ｍに詰め上がったように書いてあります。今回の複雑な日記を書いているうちに思考の混乱が生じて、ヤマレコ日記用の略図の中の赤丸地点２を間違えてしまいました。現場だけでなく机上においても間違えてしまいました。（笑）
繰り返してすみませんが、お教えありがとうございました。
yasuji-さん、こんばんは。
毎回大変緻密な検討をされていて、とても勉強になりました。
少し違った視点から私見を申し上げたいのですが、
2.5万地形図では、細かな地形を読み取るのが難しい場合があるように思います。
すでにご検討のことかとも思いますし、sabo1様の後で僭越なことなのですが、
登山道も踏み跡もテープもない山に入山する際にはより大縮尺の地図、1/2500〜1/5000の都市計画図や森林基本図も参照されたらいかがでしょうか。
国有林については林野庁が森林基本図をインターネットで公開しています（東京・神奈川地方には国有林野が少なく残念ながら今回の山域も国有林ではありません。）。
https://www.rinya.maff.go.jp/j/kokuyu_rinya/kokuyu_rin_map.html
民有林については、県庁かその出先機関でコピーを入手できると思います。
また、国土地理院のホームページで大縮尺地図を探すこともできます。
https://mapps.gsi.go.jp/maplibSearch.do#1
これらの大縮尺地図には、作成時期が古いとか現地踏査をしていないとか見にくいとか色々の欠点もあるのですが、
2.5万地形図を補う物としての使用価値はあると思います。
（なお、国有林森林基本図についてはヤマノートに知ったかぶりを書いていますので良かったらご覧になって下さい。）
https://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=2892
irazuyamaさん こんにちは
コメントありがとうございます。
貴ヤマノートを観ましたが、お詳しいんですね。森林基本図は細かくてとても参考になりそうです。当方は地理院地図とコンパスだけの経験しかないので、世の中変わったんだなと改めて思いました。ご紹介頂いたURLは後でじっくり確認したいと思います。井戸沢辺りには赤テープなどは一本もありませんでした。低山のルーファイは一旦現在位置を誤判断するとなかなか修正できませんでした。また当方は出発時に行先を決めることもあるので、準備不足は否めません。
情報ありがとうございました。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する