当方の最近１年間の自動車による走行距離の簡単な分析をしました。
総走行距離：4382ｋｍ/年間
� ‥仍蓋�への行き返り：1965ｋｍ（約45％）―10回の10回の往復・12日間
�◆‥仍外奮阿瞭�常移動：2417ｋｍ（約55％）―353日間（＝365日−12日）
分かったこと：山行に使う距離がかなりのウエイトを占める
日常分の約５０％は障害者の通所で必要距離
日常分の残りは買い物が主で３〜4ｋｍ/日となった
日常分はとても減らせないようなので、地球環境や石油枯渇問題を考えると山行を止めないといけない。そうすれば45％の削減ができる。または鉄道などを使えばかなりの削減ができるが、当方の場合は障害者が一緒なので移動するだけで疲れてしまうので、これもやれそうもない。それでも地球は人間の事情など知ったことではないので、人類生存の限界拡大を地球に願っても無駄な話。だったら、つまり自制するしかない。しかし当方のようなエネ消費の少ないものがいくら頑張ってもしれている、ここはプライベートジェットを飛ばしているような超富裕層に頑張って生活の見直しをしてもらいたいと思うし、効果絶大だと思う。
以下参考です。
燃費は山行の場合は高速道路を使うので、平均15ｋｍ/（リッター・台）
３人で行く場合（当方のパーティー） 平均45ｋｍ/（リッター・人）
鉄道を使った場合は乗員数などの条件で異なると思いますが 294ｋｍ/（リッター・人）
航空機（国内線）の場合 満席でも概ね２０ｋｍ/（リッター・人）未満
ここ近年、私も自家用車でアクセスする山行については悩ましい思いで出掛けております。排出した炭酸ガスを、仕事で返そうと思ってはいるのですが免罪符にもなっていません。
コメントありがとうございます。
高校２年、南ア北岳・広河原へスーパー林道をタクシーで向かっていた時、同行の大先輩から「昔はこの道を里から歩いた」と伺い、「僕らは楽で幸せだ」と思いました。しかしながら、石油を使った便利さが災いして、人類自らにとっても生存の危機になるような環境悪化を招いてしまいました。蛇が自らの尻尾を食っていたようなものです。
SDGsと言えば、斎藤幸平氏ですが、やっと図書館から借りられて「人新世の資本主義」を読むことができました。グローバルノースがサウスの犠牲の上に、国ごとの中で強者が弱者の犠牲の上になりたっているグローバル経済を平等なものに変革するのが人類の生存の鍵であると論じていますが、その通りだと思います。予想通りの知見で新鮮でもなかったのですが、ピケティの本より薄く読みやすいので、もっともっと読まれて斎藤氏の考えが広くいきわたると良いと思います。3.5％の人が積極的に動けば変革できるという下りは、そうであってほしいと思います。グレタさんに代表される若者たちに期待です。自分は関わりのあることで省エネに努めていますが、そういいながら山行もすっぱり止められず中途半端です。私は総論賛成各論反対の習性がある典型的日本人なのかもしれません。
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