昨日、山友ではない高校同級のT君に電話をした。来年３月一杯で３Ｇ回線のガラケーが使えなくなるため、いよいよスマホに切り換える必要があり、いろいろ情報を得るためだった。青二才の頃からの友人は気兼ねなく何でも相談できる大切な存在だ。スマホの件が終わって近況の話しに変わって、「このあいだ山で滑落した」と口走ってしまった。３週間ほど前の滝子山の東陵の岩場での滑落のことで、まだ首と臀部に少し痛みと痺れが残っているものの大きな怪我になっていないので、自重するよう言われるのが関の山と思っていた。
案の定、Ｔ君から「もう若くないのだから」と言われてしまった。「まだまだできると思っていても力が落ちている」と追い打ちを掛けられてしまった。さらに座禅の警策のような言葉「もう７０だよ」が飛んできた。まだ６８歳だけど、２年などあっと言う間に違いない。ここのところ、一週間があっという間に経ってしまっている。先週観た大好きなＮＨＫの“ブラタモリ”が昨日観たように、人生を乗り物に例えるならジェットコースターみたいな心境にある。
まだまだできると思っても、年波には勝てない。２０歳代では軽く懸垂５０回以上できたものが６０歳を過ぎてからは１回、無理やり頑張っても２回しかできなくなった。それも不完全な姿でカッコ良くできなくなった。岩登り以外ではヒヤリハットなどほとんどなかったのに、今年に入り転倒転落が目立ってきた。５月の丹沢・井戸沢では３回もしでかした。７月の北ア・針ノ木岳では赤沢の飛び石渡渉で滑ってしまった。やはり、もう若いようにはできないと内心思っていたのだが認めたくなかった。しかしハッキリ「もう７０だよ」と言われると身に沁みて分かったし、自分のためにも家族のためにも、また救助隊出動などで周りに迷惑をかけないためにも強く認識しないとならないと思った。
しかし小生諦めが悪いので、直ぐに変身はできないと思うが、孔子が説いた真知真能の境地になって山行を楽しみたいものだ、と爺臭くなってきたようだ。
諦めてばかりでは何も出来ません
コメントありがとうございます
やる気スイッチをオンして「まだまだ７０前だ」と考えることも大切ですね
しかし危ない目に遭わないように体力や認識の低下を客観視し、意識的に体力や注意力の維持に心がけることが大切であると思います
持病持ちの84才ですが日帰り低山なら、そこそこ、こなしていますよ。
気力と普通の注意力があれば年相応に幾つになっても山歩きは
出来ると思います。
コメントありがとうございます
平均寿命を遥かに超えて現役とは恐れ入ります
私などsinroさんからみたら、初心者のようなものです
これからもお元気で山歩きを楽しんでください
sinroさんも書かれていますが68歳なんて若い若い
私はまもなく72歳になりますが、登山での目標は三浦雄一郎さん89歳。ご存じのように80歳でエベレスト登頂、86歳でアコンガクア挑戦と不死身です
テニスの目標は同じ地元クラブの88歳の大先輩。さすがに体力、打球スピードは衰えを感じますが、多彩なテクニックは健在。年齢別テニスダブルスでは80歳以上のクラスで全日本ランキング10位以内という強者です
若いと思って無謀な、実力不相応な登山をすることはご法度ですが、それなりのトレーニングを重ねればそこそこの山は歩けると思います
「もう70」じゃなくて「まだ70」の心意気で人生を楽しみましょう
はじめまして こんばんは コメントありがとうございます。
三浦雄一郎さん凄いですね セサミンの効果なのでしょうか？ 我が家で自分だけセサミンを飲みたいと言ったら、「自分だけ長生きしようなんて」とひんしゅくを買いそうです（笑）。家族全員で飲んだら年間２０万円位の出費になり経済的に問題になりそうです（笑）。
ここはikomochiさんの仰られるような鍛錬とまでは言わずとも、やはり日ごろから動くことを億劫がらず、定期的に山行を継続するのが良いように思います。
六十七十働き盛り
九十になって迎えに来ても百になるまで待て
とか言った人もおられますし(笑)
お互いに怪我に気をつけて楽しみましょう♪
はじめまして こんばんは コメントありがとうございます。
ht250514さんは１００歳まで頑張るお心づもりなのでしょうか？
山の中の危険もさることながら、小生は登山口までの車の運転にも注意しています。もともと頭は悪くどんくさいのですが、ブレーキを踏むところをアクセルを踏むようなことにならないよう認知症への備えも怠ってはならないと思います。しかしながら地道に努力することが苦手なので、あっさり認知症になってしまうかと心配しています（笑）。
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