39年間務めた職場を無事に定年退職しました。と言っても再雇用で働きますが、職位も部署も替わり、新たな人生の始まりといった感じです。
2021年2月からは、母が透析導入となり、これまでの在宅支援サービスが困難となりました。
4月から小規模多機能ホームへと介護サービスを変更し、平日は私の出勤から退勤までと土日は泊まりでお世話になることにしました。
5月に転倒して大腿骨を骨折し、入院中に脳梗塞も発症しましたが何とか手術できました。リハビリ後も元のシルバーカー歩行までは回復できず、車椅子生活となりました。
9月に退院し現在まで、母の介護と仕事そして週末どちらかは、登山でリフレッシュするという生活を続けています。
これまで、平日は4:30起床、母をベッドから起こして着替えさせ、車椅子へと移動。トイレ介助の後、入れ歯のセッティングから食事の支度までして、母が何とか自分で食事している間に、徒歩100mの自宅に戻ります。
まず着替えてから、洗濯物をたたみ、化粧をしながら前日の朝ドラを見て、朝食の支度と食事、ネコの餌やりとトイレの片付けをしてまた母の家に戻ります。
もう一度トイレ介助し、出掛ける支度を整え、毎日7:30頃に私の車にスロープで車椅子のまま乗せ、透析または小規模多機能ホームへ送ってから出勤します。
勤務が終わると、買い物をしてから母を預かってくれている、小規模多機能ホームに迎えに行きます。
母は、夕飯はすでにすませているので、帰宅後は入れ歯を外して、トイレ介助後にベッドに寝かせます。
その後、自宅に戻って夕飯を食べながらビールを飲み、洗濯物を片付け、入浴してからまた母の家に行って、今度はワインを飲んでから寝ます。
平日はこの繰り返しで、土日だけは泊まりにしてもらい、自分の時間を持たせてもらい、ストレス発散で週一は山登りを楽しんでいます。
この生活になってから1年5ヶ月経ちました。
定年前は仕事が定時で終われないので、母のお迎えが20-21時頃になることもあり大変でした。昨年4月から再雇用になってからは、仕事内容も変わり定時で帰宅できるようになったので、気持ちも体も楽になりました。
つづく