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箱は、大学生の頃、杉並に住む友人からもらった一升枡。
薬王院 観泉寺の、節分の豆まき用。
昭和50年と52年の節分の日付が書いてある。
これに、1985年頃、FE83を組み込んだのが初代。
1996年にデスクトップPCを購入し、PC用スピーカーに転用。
このとき、ユニットを防磁型のFE87に交換、これが2代目。
当時はブラウン管ディスプレーなので、防磁でないと色が狂った。
PCは何世代か入れ替わり、モニターもLCDになったけれど、スピーカーはそのまま使い続けた。
20年の間に、アンプは最新のデジタルアンプになったが、スピーカーはエッジの樹脂が溶け出してスカスカになり、音もスカスカになってしまった。
先日、スピーカユニット付きのムックが発売されると知り(某音楽出版社 毎年夏の企画)、ネットで寸法を調べてみると、そのまま置き換え可能なようである。
スピーカー2ユニット ペア、\5,000でおつりが来る、迷わず買いだ!
昨日買ってきて、本日さっそく交換、作業は一時間もかからず終了。
一般家庭からブラウン管がなくなったので、スピーカーは先祖返りして磁界を撒き散らす大きな磁石が付いていた。
iTunesで、取っ替え引っ替えいろいろ聴いてみる。
男女ボーカル、ピアノトリオ、ビッグバンド・・・
今風のシャキッとした音である。
箱は一升枡なので、容量1.8リットルと小さめだけれど、PCのスピーカーとしては全く問題ない音質。
20世紀の箱に21世紀のユニット、箱は30年以上経っているけれど、何ともない。法隆寺のように千年とは言わないけれど。
樹脂製品は酸化したり加水分解したり、寿命が短い。ウレタンソールの寿命がいい例だ。
・・・と、ここまで書いてようやく山の話になった。(^^)/
スカスカの2代目は、エッジに液体ゴムを塗って補修してみよう。ダメ元で。
画像1:2代目 画像2:スカスカのエッジ 画像3:3代目
こんにちは。
若い頃の古い記憶なのでアヤフヤですが、
FE83ってフォスターの製品でしたっけ?
その後フォステクスと社名変更したと思いますが、今でも営業しているんですね。
アナログ時代にはスピーカーBOXを自作する人はけっこう居ましたけど、今でも需要あるんですね
おかげで懐かしく思い出しました。
はい、FE83も最新の付録スピーカーもフォステクス製です。
今はスピーカーだけでなく、いろいろ作っているみたいですね。
交換したら、思いのほか音が良い、と言うより交換する前が悪すぎた
コメントいただき、ありがとうございました。
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