迦葉山弥勒寺の駐車場から出発。まもなく和尚台に到着、チムニー状の岩場に寄り道。その後はずっと自然林の美しい森に囲まれながら、誰もいない怖いほど静かな森を堪能。ブナの巨樹が多く、その黄葉は華やかさはないものの、渋い落ち着いた色合いでとても癒される。ブナの他にはミズナラ・コシアブラなど、時折カエデ類が色を添えてくれます。迦葉山から尼ヶ禿山まではあまり歩かれていないようですが、刈払いしてあったので道は明瞭でした。
深い森から抜け尼ヶ禿山頂に到着すると、赤城・皇海・武尊・小持・榛名などの山々が眺望でき、歩いてきた森や玉原湖も眼下に広がります。再び自然林の森に囲まれながら、二座目の鹿俣山を目指します。このルートは全域でブナが多いけれど、途中のブナ平は特に大木で密度も高く素晴らしい。鹿俣山頂付近はすでに落葉した木々が多いが、下山に利用した武尊山ルートの下部は素晴らしい森で、最後まで堪能できました。(出会った登山者1名のみ)
あとは長い車道歩き、登山靴をサンダルに履き替え266号をひたすら小走りに下る。すると一台の車が止まり、乗せてくださるとの有難いお言葉。市民の森の先の弥勒寺入口まで乗せて頂きました。ここからは2km弱の距離を登り返せば駐車地点、親切な方のおかげで予定より早く帰ることができました。
迦葉山弥勒寺駐車場(6:00)→和尚台(6:20-6:40)→迦葉山(7:05-7:10)→尼ヶ禿山(8:30-8:45)→玉原越(9:10)→長沢山(9:25)→ブナ平(9:40)→鹿俣山(10:25-10:40)→玉原高原森林キャンプ場(11:25)→迦葉山弥勒寺駐車場(12:25*途中車利用)
画像1 尼ヶ禿山頂から眼下を見下ろす
画像2 ブナ平の美しいブナ巨樹
画像3 綺麗に紅葉したカエデ類も多い