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丹沢は、鹿が多く採食による林床植生の変化等(もちろん人間の生活圏への侵入による被害は言うに及ばずですが)が問題になっていて、昔からいろいろな試みが行われています。その一つに、丹沢のどこに行っても見られる植生保護柵があります。これは鹿が入り込まないように柵で囲って自然林の植生を保護する目的で設置されています。ちなみに、スギやヒノキの造林地の植栽木を保護する柵は、防鹿柵と呼び方が違っているようです。どこも設置後ずいぶん経っているので、倒れたり、破損していたりで、本来の目的を現在でも果たしているのか疑問ですが・・・。
普通、見られる柵は文字通り金属製の金網なのですが、事が起きていた所は、ネットで作られた柵でした。
前置きが長くなりましたが、実はこの柵に関わる話です。
廃道の崩壊現場を避けるために、コースを尾根筋に変更するため、落ち葉に覆われた道なき急登を登り、鞍部に到着しヤレヤレと思っていると、近くでシカの鳴き声が聞こえてきました。
警戒しながら、周りを見回すと、少し先の方で、シカが何やらバタバタしているのです。よくよく見ると、柵のネットに角が絡みついて、抜けようとしてもがいている様でした。
さて、どうしたものか・・・・。
とりあえず、しばし様子を見てみようと、コーヒータイムに。
その間にも、シカは群れで行動するようなので、遠くで仲間が呼ぶのでしょうか、ピー・ピーと鳴き声が聞こえて来ます。
親子だろうか・・・、立派な角なのでオスのようです。近寄ったら角で攻撃してくるのだろうか。
角に絡まったネットを外してやるべきか。誰も来ないこんなところでけがでもしたら・・・、でもそのままだと・・・・、シカが多くて駆除もしていることだし・・・、頭の中でいろいろな事がぐるぐると駆け巡っていました。
コーヒーを二杯飲み終わりましたが、相変わらず絡まったネットから角は抜けずバタバタし続けていました。
・・・結局、近寄ることもできず後ろ髪を引かれる思いでその場を立ち去りました・・・・・。
紅葉で綺麗な尾根でしたが、なんとなく後味の悪い感じが続いています。
さて、あなたならこんな現場に遭遇したらどうしますか?
写真・・以前ヤタ尾根で遭遇したシカで、今回のものではありません。
aruaruさん、こんにちは！
助けたくなる気持ちは良く判ります。
自分も死にそうになっている生き物はハチだろうが救出
（除く：ゴキブリ、ヤマダニとヒル）
けど動物の力は想像以上に強いモンです
シカはないですが、クジャクに蹴り倒された事もあります。
あんな細い脚（ウチの妻に比べて）なのに何という力だ！
シカさんも必死なんで、角で突き返される可能性が
高かったでしょうね。…お一人なら尚更…。
防鹿柵は確かに人間側からみると必要だけど
シカにとっちゃ迷惑以外の何ものでもない人工物。
網を切るわけにもいかんし。
出来れば人目につかない場所に設置して欲しいと身勝手に思うワタクシ。
難しくも悲しい問題ですね。
自分も即答しかねる問題です。
AKIRAさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
現在では、役に立っているとは、思えない鹿柵も多々あるように見受けますがね。あとは、同じ状況に出合わないように祈るばかりです。
でわでわ
せっかくの気持ちのいい山歩きが後味の悪いものになってしまいましたね。私も同じ条件でこのような場面に遭遇した場合、どうすることもできず、見守るしかないと思います。（同伴者がいれば救出を試みるかも）
『丹沢の緑を育む集い実行委員会』というものがあるようなのですが、このままだと気掛かりなので、私ならそちらに連絡してみるかもしれません。軽くあしらわれる可能性もありますが、ダメ元で…
ネット設置も仕方ないと思いますが、せめて鹿さんが絡まないようにするなど工夫して欲しいですね(＞＜)
長々とすみません。軽く聞き流していただけますと幸いです。
Piyocoさん こんにちは。
コメントありがとうございます。今度、ビジターセンタに寄った時にでも聞いてみようと思います。
でわでわ
初めましてm(_ _)m
同じ状況にあったら迷わずネットからシカを助けます(^^)
そういう行動はとても大切だと思います(^-^)
コメントありがとうございます。
感情的には、何とかしてあげたいと思っていても、立派な角を持ち自分の背丈よりも大きい鹿を前にすると、大型野生動物への恐怖心の方が強かったのが現実でした。
小鳥やリスだったら迷わず助けられたと思いますが・・、これはリスクの大きさが、違うからでしょうか・・
aruaru さん、今日は。
� 〇笋蓮∋海世韻任覆�、街でも、違った環境に出かける時は、それに合った行動基準を持って出かけるようにしています。
従って、こんな山に行く時は、鹿に出合うこと間違いないし、私は、鹿は害獣だと認識しています。
この基本的な認識を欠くと、自分の行動の規範があいまいになり、貴殿のように如何してよいか分からなくなります。
�◆，皸譴帖∈任盍凌瓦覆海箸蓮◆峽�子危きに近づかず」です。
従って、この規範に当てはめると、貴殿の行動は、随分と迷いましたが、結果的に合格だったと思います。
�，旅堝梓霆爐�あれば、帰ってからまで、色々っと悩まなくて済みます。
mesnerさん コメントありがとうございました。
大先輩からコメ、恐縮です。
山に入ったら、判断基準は、「無事に家までたどり着く」ですね。
こられからも精進します。
でわでわ
aruaru さん、今晩は。
「恐縮」とか、「精進」とか言われると、こちらが面喰います。
まぁ、参考になったとしたら、私も嬉しいです。
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