富士山滑落事故、二人の方が亡くなられて残念です。
ご冥福をお祈り致します。
この50〜60代のパーティはかつてエベレストも登頂したベテランもいたみたいですね。
しかし、問題点は大いにあった。
まず、訓練で入山したなら頂上までは普通は行かない。
訓練ならば6合目付近で行うのが主流。
そして何より4人でロープを繋ぎあっていた。
厳冬期の富士山では繋がない方が良いのだ。
そもそも繋ぐようなレベルの人がいたとしたら、連れてきてはいけない山。
繋いだとしても二つに分けるべき。
風を受ける面積が大きくなりすぎるし、共倒れしたら助かる命も助からない。
富士山の風は特殊なので風を観察しながら登らないとダメだ。
強い音や強い巻いた風が来たら伏せる形で耐風姿勢をとらないと吹き飛ばされる。
たまたまこの日、知っている方が登っていてブログを更新していたが、その方から見てこのパーティーはド素人集団にしか見えなかったらしい。
やはり年齢からくる体力不足が原因だ。
過去の優れた栄光も老いては廃る。
誰もが登山家の三浦氏にはなれないのた。
それと、救助隊がヘリから収容してる中、1人落としたらしく、その方が今日遺体で見つかった方らしい。
救助隊員は気の毒だ。
誰も攻めてはいけない。
昨年の救助の時もヘリが来たが、彼らはヘリがひっくり返りそうなくらい危険な風にさらされながら救助してるのだから。
とにかく、雪山は技術、経験、体力もそうだが、心理的要素も考えないといけない。
登山中、あの風怖いな。疲れてきたなと不安要素が高まったら降りた方が良い。
体力に自信のありすぎる若い人、衰えに気づいてない中高年の方は無理はダメですよ。
ほんとに辛いのは待っている家族なんですから。
登山の成功は登頂ではない。
無事に家に帰る事です。
何を持って登山ではベテランというのか?
ベテランなんていない。山に対して我々人間は常に初心者であり、挑戦者なのだ。
山の環境は毎回違うのだから。
こんばんわ
書かれてることに賛成します。
五感をフルに使い登る山ですからね。コンテの支点はアックスでも12月ぐらいだと先端しか刺さらないから、4人分の負荷に耐えるだけの支点にはならないですね。
yasuoさん
コメントありがとうございます。
冬富士は雪山であって雪山でないですからね。
氷の山です。
アルプス系の山々の雪山の感覚でいくと必ず事故が起きます。
遭難した方々は氷の山対策が出来てなかったのだと思います。
しっかり下の方で何度も訓練しないと登ってはいけないのです。
yuuki3776 さん、今日は。
お若いのに、この遭難の批評としてはほぼ完璧ですね。
私も富士山でロープで繋いでいたと報道されていたので、ど素人だと思っていました。
年を取ると若い時のようにはゆきません。そして、雪山では他の山の経験があまり通用しない場合が多く、その場、その時の条件を十分考える事が必要です。
特に富士山では。
救助訓練に行って、救助されていたのでは、話になりませんね。
mesnerさん
はじめまして。コメントありがとうございます。
毎年、痛ましい事故が多くて残念です。
私の意見なので否定的な意見を持つ人もいると思います。
私も一応、冬富士の経験はあるのでやはりリアルな感じで伝えたかったんです。
冬富士登頂は当時私も憧れてました。
過去10回挑戦してそのうち半分以下でしか上には行けませんでした。
難しいです。凄く。
経験も大切でしたが、最後は体力と運です。
私は残念ながら今年は体重、体脂肪率が基準より下回っているので危ないので今年は行きません。
救助要員として小屋待機をする予定だったのですが。
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