私はGPS持ってませんが、GPSあれば道迷いを防ぐことができる、という趣旨を以前お目にかかったことがあります。
確かにガスのとき、藪の中、有効かもしれませんが、GPSを持っているから大丈夫、という風潮を生み出していないでしょうか。
まずGPSがあるから周りの地形を見ない、読図を理解しようとしない、読図していれば道迷いしそうだな、というポイント分かります、そしてその場所では気を付けて通過しますーコンパス・地形図、総動員して。
でも安易にGPS頼みだと、その迷いやすい地点で簡単に道を間違う可能性があるでしょう。まあ、しょっちゅうGPS画面、にらめっこしてたらいいけど、でも地形図よりうんと小さな画面で、行くべき道から外れている、ということが分かるのは数百メートルも歩いてからではないですか。
そこで迷ったときの基本、元来た道を引き返す、という事をすればいいのですが、山道の数百メートルは急な上りも下りもあり、疲れた体には堪えます。いきおい、ショートカットしがちです。特にGPSがあるのだから、どちらに行けばいいのか分かっているのだから、と。
平坦な場所ならショートカットで元に戻れるでしょうが、山はそうは行きません。例えば尾根を一本間違えたとして、ショートカットで本来の尾根に戻るには急斜面のトラバースになります。そこに鹿道があったりしたら行ってしまうかも分かりませんね。でも鹿は四足、硬くて小さな蹄があるので急斜面でも滑ったりしません、人間と大いに違います。
そんな時、その鹿道を行くべきかどうか決めるのに、初心者にはちょっと心配な傾向があります。−だいぶ前のことですが、初心に近い方と沢道を下っていました。途中で堰堤に出くわして道が分からなくなりました。堰堤の右側に急斜面があって、道の様な、ない様な…。でも岩屑や落ち葉が積もって私はそんな所下りるのいやです。滑落するかもしれません。ところがその初心者はその斜面を降りよう、と言うのです。普通の登山道でも滑ったり尻餅ついたりする人が…。
つまり、その人は危険予知、ができないんですね。道迷いした時は、気持ち的にそんな風になるのではないでしょうか。
大体の方向はGPSがあれば安心ですが、細部はやはり読図とコンパスですね。そして冷静な判断!
こんにちわ。
先日、船上山では僅か10m進んだだけで、
その道が間違っていることが
わかりました。今時のスマホGPSの精度
恐るべしです。
といっても、地図読みできない、
GPSのみ頼りではいけない。
というのはその通りだと思います。
リスク管理の意識ってのが
なにより大切ってことですね。
k-yamaneさん、コメントありがとうございます。
へえー、今時のGPSってスゴイですね👏。😃10mの距離というのは、画面上、1ミリほどでしょうか?それで道から逸れている、って判断出来るのは、k-yamaneさんが山慣れていらっしゃるから、と思います。お互い、道迷いせず、山、楽しみましょう❗️
あらら又又 sari-paAさんにコメント
すべての物事には基本が大事だと思います。
蕎麦打ちもフライフィッシングもそして登山も・・・
若いころ絶対必要だったもの天気図です。
南大東島では南南西の風力3快晴・・・
どんだけ書いた事か
今はもう必要ありません
でもシルバ−コンパスと1/25000の地形図を使いこなせることはGPSより重要です。
何時だったか携帯の地図情報で下山してきた人反対登山口に降りてきました。
ここは何処
ここは何処私は誰・・・
ten-no-kiさん、コメントありがとうございます。
まあ、GPS頼りで山に行くこと、それで大丈夫と思い込むこと、危険だし、機械の奴隷のようになってることが、ムッとしますね〜😡。
せっかくの休日、機械に使われてるみたいで、勿体無いです😭😁
全般的に言えばスマホのGPS機能で昔より道迷いは減っているのではと想像しますが、この機能があれば100%無くなるのかは分かりませんね。
山に限らずどんな分野でもそうだと思いますが、初心者だと何がヤバいのか分からないことが多いかと思います。 仕事でも新入社員の皆さんはどんなリスクがあるのか最初は分からず、製品を壊すこともしばしばです
ちなみに私はスマホ持ってないし、使っているGPSには地図表示機能が無いので、今でも毎回地形図による読図で歩いています。昨日も本日も飛騨高山で道が無い藪山を地形図で歩いてました。
私のGPSは小型の安物なので、現在地の緯度、経度、標高を表示する機能と、あらかじめ緯度経度を入力した目的地までの方向と距離を表示する機能、「白地図」上にこれまで歩いたルートを破線で表示する機能程度しかありませんが、これで意外と役に立ちます。通常は歩きながらGPSを見ることはありませんが、ルート判断に迷いを生じたときはこれらの機能と地形図と方位磁石を組み合わせれば切り抜けられます。腕時計のように腕に巻き付けることが可能で完全防水なので、藪漕ぎの際に便利です。
toradangoさん、コメントありがとうございます。
なるほど、あれば便利なんですね。ただお金が😅😰🍃
GPSがあれば大丈夫っていう風潮が…疑問。おまけに車のカーナビのように利用して、山の地形が全然頭に入らないと思います。エリアマップ自身もそんな風潮を助長してますけどね。その一つ、等高線が見にくくなった。等高線が薄いので山の形がエリアマップからは、浮かび上がらないのです。昔のエリアマップなら、地形図と変わらず使い勝手良かったですが〜〜。
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