SNSは本当に居心地のいい場所なのか

東京秋葉原で起きた凄惨な事件の被告が、今朝死刑執行された。
厳しい家庭環境で育ち、大人になってからも何をやってもうまくいかず、職場を転々とした青春じた。
やってみつけたのが、ネットという居場所だった。
「自分が一番素直になれる場所」だった。
それも長くは続かず、いじめに遭ったりなりすましをされたり。
どこで歯車が狂ったのかはわからないが、現代社会なら誰でも起こりかねない事件だったような気がする。
ネット時代がさらに多様化すればするほど、SNSにおける自己の立ち位置も重要なウエイトを占めてくるからだ。
この事件を、「身勝手な犯行」「孤立したから悪い」などと達観していていいのだろうか。
明日は我が身だ。