股関節(左足付け根)痛い→病院(股関節外来)受診→リハビリ5か月→4/27(火)治療終了
前提:
幕営縦走山行が好みで、ここ10年以上年3回のペースで重荷縦走。
経緯:
・2020年4月よりコロナ禍により出勤:在宅=3:2のペースで在宅勤務開始。山行は控えめ&軽めで続行。
・2020年10月頃より、股関節(左足付け根)に違和感→痛み。登りは股関節に負担をかけないようゆっくりペースで、降りは骨と骨が擦れあうような。「ギリギリ」感じる痛み。時々立ち止まらないと歩けなくなるほどの激痛。股関節を折る=へっぴり腰で降るとラクなことに気づき、思い込みの対処療法でしのぐ。
・2020年11月。日常的な股関節痛に襲われ、「この夏から普段履きにインソールを入れたことで骨盤に歪みが発生したことが原因?」との自己判断から、同僚お薦めの整体に行く。2度通ったところで、何か違うような?と思ってしまう。
・検索しまくって、地元の股関節外来のある病院を見つけ、2020年12月に外来予約を入れる。人工股関節の権威である医師を中心とした総合病院で、リハビリ施設も充実。
・2020年12月上旬に外来受診。股関節のレントゲン画像にて、左足【臼蓋形成不全】の診断。リハビリテーションの指示。以降、40分/週1のペースでリハビリ。
リハビリテーション:
理学療法士によるマッサージとトレーニング指導。最初に歩行観察で状態確認。ここ1週間の過ごし方と股関節の状態ヒアリング。マッサージ→ストレッチ・筋トレの指導。「股関節および周辺の構造と機能」「今の状態はどこがどのように悪くなっていることが原因か」「正常な状態へ近づけるために、どこをどうすればよいか」「そのためにやるべきストレッチと筋力トレーニング」のような、現状観察と予想(医師ではないので診断はしない)、原因と対応のロジカルな説明と指導、を40分間。へっぴり腰でラクになるのはダメな対処法で、十分なストレッチ=へっぴり腰にならない体勢を保てるようなストレッチと筋力が必要。
リハビリ期間中に、冬山登攀、山スキー、渓流釣り、サイクリングなど、股関節に悪そうな運動を実施し、悪化具合を担当理学療法士に正直に申告して、「どれくらいの負荷があると、どのような影響があるか、影響を小さくするにはどこをどのように鍛えなくてはならないか」を、都度話し合う。
リハビリテーション150日ルールにより、2020年12月〜2021年4月が期限。
医師の診断:
リハビリで骨が育つわけではないので、臼蓋形成不全を補う身体(筋力と柔軟性を伴う運動機能)をつくれるかどうか。本日の診断は【大丈夫でしょう。登山を楽しんでください】
昨年秋頃、突然に股関節通に襲われました。これまで大きな病気なく生きてきて、新しい伴侶を得て、今後の人生をより豊かに過ごそうと考えていた矢先に、【山を楽しむどころか、歩行すらままならない生活になってしまうのか】という恐怖に襲われました。
若干の紆余曲折ののちに、適切な医師の診断と理学療法士の指導により、根本原因(臼蓋形成不全)の除去は不可能だが、対処できる身体を維持し、この状態と付き合っていくやり方を、前向きなモチベーションとともに身に着けることができました。
H医師、K理学療法士に心から感謝するとともに、これから年をとり衰えていく自分の身体とどのように向き合いながら、登山や趣味を楽しむ人生を重ねていくか、あらためて考える機会となりました。
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