昨日8日朝、テレマーカーの篠崎純一さんが奥穂高で落石に撃たれて滑落死されました。連休前半の4月28日に蓮華温泉で私と同じ部屋に布団を並べて泊まったばかりで、連休後半も精力的に山行されていたのをMLで見て知っていたので、たいへんショックを受けております。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130508-00000054-mai-soci&1367989087
蓮華温泉では夕食も隣で、とても気さくに色々なお話しをされていました。
早朝猿倉から撤退(白馬大雪渓雪崩遭難の翌朝)して、蓮華温泉周辺の地形図を入手するために大町の本屋が開くのを待ってから蓮華温泉に転戦してきたこと、明日は早朝から雪倉にトライしてそのまま栂池に戻ること等々を嬉々として語られていたので、只者ではないなとは薄々感じていたのですが、後でセブンサミッターであることを知りました。
http://homepage2.nifty.com/gynealp/
素晴らしい山歴をお持ちであるにも関わらず、まったく鼻にかける感じもなく、凄く気さくで笑顔が印象的な山が好きで好きで仕方がないといった感じの方でした。
お会いしてわずか10日後にこうした訃報に触れることになるのは本当に残念です。
とにかくご冥福を祈るばかりです。
同じくテレマーカーとして冥福を祈るばかりです
地元の産婦人科のお医者さんで
大変有名な方でした。
本当に残念です。
お悔やみ申し上げます。
山スキーMLで知りました。
いつも記録を参考にさせていただいていたので驚いています。
残されたご家族のことを思うと、心が痛みます。
患者さんもショックを受けられているのではないでしょうか。
この半年は行く先々で遭難や遭難予備軍に遭遇しました。
先ず八峰キレットから五竜へ向かう途中、目の前で年配の女性がスリップして滑落しかけました。
この日は私自身も二段のクサリにおいて後続のパーティーに立て続けにこぶし大の落石2つをお見舞いされ、一つは股下を抜けてゆきました。
冠雪後の白峰三山では大門沢下降点から30分くらい下ったところで既に13時近かったのですが、軽装の中年女性が登ってきてびっくりしました。
アイゼン無しで広河内岳に登りたいと言っていたので、必死に引き止めました。結局大門沢下降点までで引き返す約束をして別れたのですが、後に無事下山してきたのを確認しました。
年末燕岳に登った際は大天井岳で3名中2名が動けなくなりました。無事救助されたようですが、たぶん私とすれ違っていて、もしかしたら挨拶さえ交わしていたかもしれません。
あの日は降り続く激しい雪で一晩中テントを掘り続けていたくらいなので、とても大天井岳方面へ行こうなんて思える状況ではありませんでした。
また、我が街の山岳会のパーティーが同日西穂高で遭難して残念ながら1名の方が亡くなられました。
白馬乗鞍に行ったのは記憶に新しい白馬大雪渓の雪崩で複数の方がお亡くなりになったその日でした。
この翌日猿倉から撤退してきた篠崎さんとお会いしたわけです。経験豊富ゆえの慎重な判断だったのですが・・・
あまりにも死が身近であることに正直動揺を隠せないでいます。
山好きの皆さんは、登らない一般の人より少しですが素晴らしい人生を送っていると思います。
そのまま安全登山で、山の素晴らしさをレコし続けてくださいね。
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