自分が事前準備で行っている基本的な読図の方法については、同タイトル①をご覧ください
今回は前回途中撤退することになった際に、登り返すのが難しかったので、ヤマレコにもルートがない、恐らく人が入ったかどうか不明な大岩直下のルンゼと谷道を使って撤退した判断のポイントをまとめました
詳しい地形図は1枚目の写真を参照してください
★下山ルートはルート開拓になりました😱
①元のルートを戻るのは難しい
・腰が痛かったので、登り返しのある元の大岩稜線には戻れない
・大岩稜線の先もまだまだ続く
→この状況では下りのみで撤退するしかない・・・
②最短ルートで撤退するしかない
・事前の地形図への書き込みでは、大岩直下に谷があることが分かっていました
・大岩直下の様子を見ると、急登のルンゼの下は杉林でした
→植林で人が入ったことはある‼️
③撤退開始‼️
・上部のルンゼは急坂で崖もあったので、50mシングルロープで3回懸垂下降をして降りました
・崖を降りた所からほとんど手入れされていない杉林の谷道が始まりました🌲
・落石や落木がゴロゴロしている荒れた谷道だったので、踏み跡は皆無でしたが、一本道の谷道だったので、地形図を確認しながら、ゆっくり下山しました
・西上州バリにはいつも持っていく軽アイゼンがとても役立ちましたが、落下物が多く、急登だったので、腰がきつかったです😣
④国道に生還‼️
・400mの下山に2時間以上かかりましたが、何とか生還できました‼️
★まとめ
・西上州バリルートにソロで登るようになってから、ここまでルート不明なルートを使うのは初めてでした😰
・一般登山道でこのような方法を取ることはほとんどないと思いますが、万が一に備えて、ぜひ25000分の1地形図を準備してはいかがでしょうか?
・今回のケガなら、救助を依頼する程ではありませんでした
・迷惑をかけないためにも、下山時間に余裕があったので、自力下山が正しかったと思います
・尾根や沢が複雑に入り組んだ西上州の山では地形図は必須だと思います‼️
・自分の読図レベルでは昭文社『山と高原地図』の50000分の1地形図では小さすぎて、地形の把握はできません
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