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４９日を過ぎてだいぶ経ったがやっとＵＰした。面倒くさがりの兄を笑え
弟が急逝
現在の職位に就いた際、親父が先に逝った際、節目節目に武士道、孔子、禅関係などの本（読みやすいものを選んで）のおかげで多少なりともいろいろな覚悟ができていたつもりでいたのだが、そんなものはあっさりと崩れ去る程度のものだった。
死とはこんなにも重く、そして”便りのないのは元気な証拠”というのが当てはまらない場合があるのだと痛感させられた。
お前が見たであろう景色を浜を歩きながら目に焼き付けてきたよ。柄にもなく貝殻を耳に当てお前の声でも聞けやしないかと。黒に青い綺麗な紋様のある蝶々が飛んでいてお前かもなんて思ってしまう。思えばお前に泣かされたのは初めてかもな。
霊魂を信じる人間ではないが、もし、あの世で会うことができるのなら愚痴ぐらい聞いてやるよ。頼りない兄で悪かったな・・。俺にも一言言わせてくれ。兄弟そろっておふくろを送るんじゃなかったのか？一人欠けちまったろう。ばかやろうが。
お前の優しさは子供らが受け継いでいるよ。みんな手を取り合って生きていく。
冥福を祈る 長兄
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