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10月27日夜9時発、宮城県長者原SA車中泊、翌、宇都宮ICから日光道路へ入り、清滝ICから中禅寺湖方面へ、いろは坂登り上げた先のロープウェイまで渋滞に巻き込まれながら、錦繍の道程を進んだ。
初めての奥日光だったが、噂に違わぬ風光明媚に心が洗われ、ゆっくり観光する時間の無さが悔やまれはしたが、平日にも関わらず激混みだった為、通過に専念した。自然とちゃんと触れ合うには静けさが最も優先されるべきことなのだ。
通過する中で、落ち葉舞ういろは坂でいろは歌を思い出したり、ヒルクライムのチャリンカー達を追い抜いたり、煌めく中禅寺湖の湖面を漂うボート客達を眺めたり、二荒山神社の格好良い鳥居を潜り抜けたり、荒涼としてどこか心惹かれる佇まいの木々が立ち並ぶ戦場ヶ原を駆け抜けたり、金精道路入口で間違えて湯ノ湖へ辿り着き、湖畔の美しさを思いもかけず目にしたり、男体山の雄大な姿に沸き立ったり、それを絵に描く人たちを見かけたりして、栃木県から群馬県に入り、当初の目的地である菅沼キャンプ場へ辿り着いた。
しかし、ショックなことにキャンプ場はすでにシーズンオフになっていた。仕方無いので、昼だし食事処でランチタイムとした。舞茸そばと湯葉フライを美味しく頂いた。川魚を囲炉裏で焼いてるおじさんに尋ねると、キャンプ場は10月20日までだったようだ。夏でも涼しいとのこと。またいつか避暑がてら来てみたい。
さてどうしたものか。思案の結果、もう尾瀬方面へ向い、最悪車中泊で良いかと覚悟を決め、更に進むことに。時間あれば日光白根山をロープウェイで弾丸登山しようかとも考えていたが、兎に角時間が半端なので、諦めて取り敢えず鳩待峠まで下見してみることにした。
マイカー規制がどうなってるかもろくに下調べもせず飛び出してきたが、幸いシーズンオフ故規制期間は終わっており、直通で行けたが、時間はもう入山には遅すぎる時間となっており、駐車場を管理してる尾瀬林業のおじさんが近寄ってきて、明日にしなよと言ってきたのでそうする事にした。群馬県片品村は奥利根湯けむりなんとからしく、温泉街のようで、民宿らしき民家のような施設が多数あったり、日光白根山付近まで戻っても温泉宿はある感じではあり、さて宿泊をどうするか、模索しながら戻っていると、尾瀬オートキャンプ場の古びた看板に目が止まり、一応様子を見てみることにした。すると、先客らしき人たちが二組幕営しており、飛び込みで申し込みを試みた。管理人になかなか連絡がつかず諦めかけたがなんとかつながり、無事幕営決定。二人で3,300円とのこと、温泉や道の駅の割引券をサービスしてくれたり、飲水出ないらしく5リットルほど飲水をタンクに用意してくれた。好きな場所に設営して良いよと言われ、後で気付いたけど薪も使い放題で、私有地感バリバリで寂れた雰囲気だけど、案外自由で静かな穴場といった感じで、行き当たりばったりの旅の醍醐味を思いもかけず味わえた。
ササッとテントタープ設営済ませ、コンビニで簡単に買い出しし、温泉入りサッパリして、小雨がぱらつく中でも気分良く晩餐、9時には明日に備えて就寝した。
→至仏山山行記録へつづく
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