8/24東大沼キャンプ場キャンプ

北海道のキャンプ場は無料や低価格なところが多いと聞くが、ここも例に漏れず、無料、予約不要、で、駒ヶ岳を望む湖畔の、このロケーション、清潔感である。端的に言って、サイコーである。
セイコーマート、七飯町スーパーアークで買い出し。焚き火は久々なので悪戦苦闘する。蚊対策が不足だったことを後悔しながら酒飲みながら肉焼いて食う。ちょい離れたデカいテント群のオヤジ群がとてもウルサイ。ふと目をやると、なんとキツネが居る。北海道だからキタキツネだ。どうも食物を狙っているような、でも人馴れしていて餌付けを期待してもいるようなそんな態度に見えた。居座って丸まったりもして、小汚いけどなかなか可愛い奴で、餌付けしたくなる奴の気持ちも分からないでもないが、お互いの為にならないことは明白なので、近付いてきたら足踏みして威嚇していた。ポリ袋に手を入れるのを見ると、グイっと身を乗り出して来るので、やはり餌付けされた経験が有るようだ。暫く攻防を続けながら、BBQを切り上げて食べ物はないことを分からせてようやく立ち去って行った。後で調べたら、1ヶ月前とかの記録で、このキャンプ場に居着いてるキツネの話があったので、彼のことだったんだろう。他にも食事中のキャンパーも居たと思うのだが、どうしてウチに来たのだろうか？舐められたのか懐かれたのか？でもこっちとしては面白かったのでラッキーだった。北海道らしい体験が出来たから。
翌朝、いつも通り大して寝付けないまま朝を迎えると、トイレに付いてる赤いランプが点滅してずっと警報音が鳴り響き続けていた。まるで目覚し時計のように。時間も丁度7時くらいだったし。なんかのエラーだったっぽいが、七飯町の職員が来ないと解除出来ないようで、静かな湖畔の朝とは生憎ならなかった。
まあでも良いキャンプ場だと思う。またいつか機会あればお世話になるかもしれない。