映画を先に観てしまったこともあってなかなか手が伸びなかった本作をやっと読みました。上毛新聞の元記者だった作者が記者時代に遭遇した日航機墜落事故を題材に地元新聞社の記者たちの奮闘を描いた小説です。
原作を読んで改めて映画の良さを感じたし、小説も良かったです。
映画はなんといってもキャスティングがハマっていると思う。特に佐山の堺雅人はどハマりだと思うし、迫村局長や等々力部長、あと販売の伊東なんかはもう映画のイメージでしか読めませんでした。
内容的にも小説の社内派閥争いや望月の件をカットしたのは良いと思うし、悠木の家庭のこともうまくアレンジ(というかほぼカット)されてると思いました。逆に神沢はもう少しなんとかして欲しかったかな。
小説では悠木と燐太郎の関係が感動的です。映画でも衝立岩には一緒に登るわけだけど、それだけなのでちょっと唐突な感じです。
ちなみにNでもドラマ化されてますが、やはり映画と比べるとチープに感じます。
観たこと、読んだことのない方はぜひ。
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