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しかしネコの身体能力は人間の想像もつかないことがある。今日3月10日は、おりからの曇天で、山行は諦め三角点シリーズの第一歩を踏み始めた日である。とりあえず近場の三角点を攻めようと、午前8時30分からジョギングスタイルで探索を始めた。
10時15分のことである。「マロニイが逃げた。」というメール。あわてて電話をかけると、家内はマロニイがベランダから逃げたという。連絡を受けた場所から自宅まで、走って30分近くかかるが、仕方なく帰路についた。
自宅に戻り事情を聞くと、方向は分からないけどベランダから逃げたという。とりあえずフェンスを外し、ベランダの手すり越しに帰りやすいようにした。しかしどうも3階の隣から気配を感じない。あろうことか下からネコの、マロニイの鳴き声が聞こえる。まさかと思い1階に下りて、であった住人の方にお話を伺うと、確かに茶トラ猫を目撃したという。「マロニイだ!」間違いない。どうやったかは分からないが、1階まで飛び降りている。それからは管理人さんにもお願いして、1階の方の庭の外にある調整池まで出向き、あちこち捜すと、あるお宅のベランダの下部から「ニャオンニャオン」と鳴き声がする。「あ!マロニイだ!。」間違いなく1階のベランダの下にいる。あいにくベランダ下に置いてある荷物が邪魔だが、住人の方が留守で申し訳ないが、探させていただくことにした。しかし、声はすれども一向に姿を現さない。娘も好物の煮干を持って駆けつけてくれた。少し荷物を移動し、姿を確認したら、今度は隣家のベランダ下に移動した。仕方ないから隙間40センチ足らずのベランダ下にもぐりこみ、嫌がるマロニイを確保!時11時55分のことであった!周りで見ていた住人の方も、良かったね〜とおっしゃってくださった。
2年前と違い、初動で機敏に動いたのが功を奏した。しかしどうっやて3階から飛び降りたのか、疑問は残るが、猫の身体能力がそれだけ優れている証拠であろう。
無事帰還したマロニイは、しっかりと洗ってやった。ホンマお前は、猫界の白鳥由栄、いや、アンリ・シャリエール(パピヨン)かい!?
(写真はマロニイ容疑者と、犯行現場のベランダです。)
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