10月27日午前零時45分に目が覚めたが、ダラダラしていて結局出発は1時40分。まだ低い雲があるものの、悪化する様子はない。3時10分に五合目駐車場着。10台くらい停まっていた。雲を通して下弦の月が見える。少し休憩して、支度して外にでると。「おお!」思わず息を飲む星空!下弦の月が煌々と輝く中、冬の王者オリオンを始め、おおいぬ座の南部もはっきり見え、下界ではしょぼい輝きのカノープスがオリオンの三ツ星くらいの明るさに見える!こんなにくっきり見たのは初めてである。さすがに2400mだけある。おまけに前日の雨で大気中の塵が無いのだろう。振り返ると秋の銀河もくっきり見える。月明があっても関係ないな、ここは。
3時55分、暗い中出発。気温は−2度。ヘッデンの灯の中、登山道がキラキラ輝いて見える。凍結に足を取られないよう慎重に。雪のことも考え、ザックを大きいのにしたり、アイゼンやら持ってきたので少し歩みが鈍い。汗もかきたくないが、早く下山しなければならないし。登るに連れ少しづつ明るくなるが、だんだん冷えてきた。誰にも会うことなく黙々と登る。八合目下で初めて登山者に会う。御来光目当てだったが、あまりの寒さに下山したとのこと。八合目で2時間。いつもよりペースが遅い。ここでダウンを着たが、−5度。寒いねえ!おまけに風も出てきた。午前6時4分、日の出。ここが寒さのピークだった。九合目下で風で顔が紙やすりでこすられているようである。弱ったことに目出し帽を忘れた。仕方なくタオルをマスク代わりに。期待していた雪は、まったく欠片もない。結局3時間37分で頂上着。途中何度も着替えたりしたし、2週間以上体動かしていなかったのでこんなもんだろう。奥宮前で休憩しているとケンさんが到着していた。前日山頂の温度をチェックしたら気温が高く雪はないと判断されたとのこと。ここら辺の心構えが自分と違う。反省。このしろ池の氷っぷりを確認してから下山開始。九合五勺からブル道使用。弱ったことに、寒さで凍結して、コンクリートの上に砂を撒いたようである。フカフカな所は霜柱が立ったりして良いが、硬いところは注意が必要であった。昼間気温が上がれば改善するだろう。七合目の登山道が近いところでやまじょぐさんや鴉さんたちとお会いした。これだけ天気が良いと皆さん来てただろうから、会えなかった常連さんもいたことであろう。
五合目には9時半ころ下りてきた。さあ急ごう。スカイラインを下り、新東名を走り、11時15分帰宅。家事を済ませて昼食も摂らず午後零時20分に自宅を出る。靜岡駅に着くと下り電車がすぐ来た。オレンジ色の人はあまりいない。しかし眠いわ。磐田駅着。高校3年間通ったところだが駅前は様変わりしたなあ。コンビニで食料を買い、シャトルバスに乗る。スタジアムまで200円。これがラグビーの時だと無料だが、それでも安い。スタジアムに入ってビックリ!アウェイ側はびっしり入り、座るところもない。しばらくウロウロしていたら運良く座れた。ようやっと食事にありつけた。試合が始まり陽が沈み始めると気温が下がり始めた。弱ったことに長袖シャツのみで上着がない。たまたま取りかかったゴミ回収の兄さんの袋の中に新聞紙があったので、それを貰い、シャツの下にいれた。これで寒さも大丈夫。試合は後半のPKでエスパの勝ちであったが、どうしても負けられないジュビロの気持ちが出た好試合であった。主審はヘタクソだったけど。
試合後混雑を予想したが、電車はかなり空いていた。結局行き帰りと座れたが、皆さん車で来ていたのでしょう。
ハードスケジュールの1日だったが楽しい休日でした。
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