雪山ってキレイですよね。
でも私は30cm越える雪道は行く気になれません。ラッセルなんて絶対にできません。
それは私の出身地に由来しています。
多くの方は札幌出身と聞いて、北海道最大の街、キレイな碁盤目の街、雪まつりの街、アーバン風の住みやすい街などとあこがれの街などともてはやされていますね。
本州出身の北海道大学出の方なども北海道が好きになって住みついてしまったという方も多く見受けられます。また私が札幌に行くとできるだけ足を運ぶのは、北大の裏の農場歩きかポプラ並木あたり、そして好きなところは、北大のメイン通路の銀杏並木など、北大は本当に心惹かれる美しい場所です。皆さんも札幌へ行った際は、ぜひとも北大へ行ってみてください。学食もおいしいですよ。札幌駅近くの学食でも食べることもできますから。
しかし住みやすい街という利点を享受できるのは、地下鉄駅近くに住んでいる方のみ。北大生や転勤族の方などが該当します。ほぼ札幌ネイティブの人は、バス車を使って通勤をすることになります。そうすると雪はどういう存在かというと、美しいとか憧れとかいう感情を持つことはありえません。
特に私は、一番近くの家が800mというイナカの農家の家に住んでいたので、ちょい雪が降るとだいたいは吹雪になり、私たちの生活を乱します。3月の雪を除けば、一日の雪で1m近く積もることもあり、腰あたりまでのいわゆるラッセルが生活のために必須になります。学生時代は、これを避けて通ることはできないので、雪にいい思い出はありません。たぶん同じ想いの札幌ネイティブの方は9割くらいだと思います。
これを見ている方で北海道移住を考えている方は参考にしてください。
ただこれは札幌・岩見沢などの雪の多い地域に限った話。道東の雪のあまり積もらない地域や函館・室蘭など暖かな地域では別の話です。私は仕事で帯広・函館にも住んでおり、はっきり言って明らかに帯広・函館の方が「住みやすい街」であり、私にとっての住みたい街一番は、ハコダテです。
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