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長野県警察の「北アルプス白馬岳における単独滑落遭難」動画で答えが出た。確かに「島崎三歩の山岳通信109号」に掲載の遭難者の物だった。
動画では遭難の原因(滑落の原因)には触れられていない。
ここで滑落の原因についても推理しておこう。
「遭難者は(ちゃんとした)アイゼンを装備していなかった。」
と思う。なぜそう思うかというと残された荷物に軽アイゼン(シリコン製のバンドで靴に取り付けるタイプのチェーンスパイクというやつ)があったからだ。
前々から軽アイゼンの存在を怪しく思っていたが、これからははっきり言える。
軽アイゼンは使えね〜
takechin49さんおはようございます。
もし、チェーンスパイクでの滑落なら、それは使い方に問題があったのかなと思います。私もチェーンスパイク、6本爪の軽アイゼン、12本爪アイゼンと3種類を使用していますが、チェーンスパイクは軽いし使い方によっては有効だと感じています。斜度がそれほどきつくなく、ミックス帯などでは歯が6本爪より短い分、歩き易い気がします。ただ、普段雪山に行くときはチェーンスパイクだけではなく、12本爪とセットで持って行きますけれど。
アイゼンだけでなく、どんな道具でも適性を把握して使い分けないと重大事態になることもありますね。日記を拝読させていただき、あらためて肝に銘じています。
荷物を全部漁ったわけでもなく、もしかしたら前爪のある10本爪、12本爪のアイゼンも別にあったのかもしれません。少しでも荷物を減らしたいと思う中で両方もって来ないだろうと思ったのですが、、、
実際、彼が歩いたコースを歩いた感じでは前爪は要る(急勾配で雪深く、ここまで来るのも無理)、と思うので、それならばちゃんとしたアイゼンを装備してたのかもしれません。
ホントのところは分かりません。
(救助されたのが4/19。自分が通ったのが5/1。結構長く放置されてる。ああいうのって誰が回収するんだろ。今もまだ放置されたままかな?)
https://youtu.be/NINctjuQf7M?t=87
よく見るとチェーンスパイク?写ってますね。
1:28辺り、地面の黒い輪っかがそれ
救助隊員が要救助者を背負って立ち去る直前にも映っているが、自分が現場で見た時はもっとザックの近くにあった。誰かがザックの側に移動させたのか、あるいはもう一度隊員が戻ってきたのか。
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