しかし冬山講習の目的で行っていた登山に対し、ただやめさせるだけではなんの問題解決にもなっていないし、だったらスポーツ庁なんて要らないと思う。
同じ結論なら文部科学省だけでも出せるし、スポーツ庁が登山というスポーツをきちんと理解出来ていない証拠ですよね。
高校生だとしても登山部って、彼らの技術はそれなりに高いからね。
だってそうでしょう。高校野球とおじさんの草野球だったら高校野球のほうが確実にレベルが高いわけで、報道されないだけでケガや事故が起こりやすいのも後者。
加えて高校生のほうが体力もある。
登山となると急に彼らを一律未熟者扱いするのは、浅はかな大人のすることとしか言えませんね。
そんな高校生から3年間も冬山登山を取り上げておいて、大学の山岳部に入ってから馴れないピッケルとアイゼンで冬山へ入れば、それなら安全だとでも思ってるのでしょうか。
日本からはたくさんの世界トップクラスのアルパインクライマーが輩出されていますが、今回のスポーツ庁の通知はそんな日本全体の登山技術のレベルを低下させることにつながりかねず、大変愚かな結論だとしか言いようがありません。
※写真は昨年1月の那須岳登山口。暖冬のため雪不足ながらも半分ほど雪に埋まる鳥居。
那須岳雪崩事故は、非常に残念で、自分は大丈夫か?と振り返りさせられます。
高校生は、これから行われる登山行動に、
自分で参加不参加を判断する能力と
その判断への自己責任とれること
があれば、おっしゃる通りですが、
私には高校生は、どちらも足りない世代のように思われます。
arukuecotourさん
コメントありがとうございます。
おっしゃる通りで、技術と体力を持った若者のなかには、判断力が欠けている者も確かに居るでしょうね。
しかしながら、それは私たち大人も同じことのように思われます。
であればこそ、ですが、彼らがしっかりとした判断力を養う機会を、我々大人たちの手で、大切にしてあげたいものですね。
最後になりましたが、このたびの事故で失われた、若い尊い命のご冥福を心より御祈りいたします。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する