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または、親類などのご家族が警察または消防へ捜索依頼や
救助依頼を通報します。
管轄の警察や消防または役所では、その対応を検討して
警察または消防が救助・捜索の方針を決定します。
次に実際に救助又は捜索活動に移り、遭難者を発見できれば
救助に移行します。
しかし、遭難者を発見できない行方不明になってしまった場合
引き続き、警察や消防ではローラー作戦という方式で捜索隊員が横一列に
並びながら前え進む方法で遭難者を捜索します。
現場の状況により深い谷や危険な岩場など、二次遭難の危険がある
エリアは、現場の捜索隊員の判断で捜索しない場所も発生しますが
登山の場合、登山道沿いの脇の崖や迷いそうな道などを中心に
捜索活動が行われます。
捜索隊の人数は、現場の状況や警察消防の隊員派遣の都合により
決定します。
そして、捜索期間は、現場の状況や遭難者の状況を推測した中で
手掛かりになる情報や状況により管轄の警察の判断で決められますが
早ければ遭難がわかってから2日で捜索打切りとなる場合もあります。
状況によっては数週間、または数カ月に渡る場合もあり、その状況により
まちまちです。
その捜索期間は、季節や天候によっても左右される場合があり
警察消防での大掛かりな捜索活動は、生存の可能性なども考慮しながらの
判断となる場合があり、生存可能性72時間という期限も目安となっています。
ご家族の方は、身内の方が遭難したとわかった場合、まず最寄りの警察署に
届出を提出すれば、その後、遭難場所にあたる管轄の警察署へ捜索救助は
引き継がれます。
警察に捜索または救助を依頼した場合、ご家族は、できる限り遭難場所を
絞り込めるための情報収集をしていただく必要があります。
●ご家族の冷静な情報収集が、捜索の肝になる場合があります。
・登山に向かった山名や登山口の情報
・携帯電話での通信記録など
・直近の遭難者とのやり取り内容
・登山届の有無
・持ち物、服装の色、ご本人の写真
・登山アプリなどでの位置共有
・山岳保険などの加入の有無
・ETCなどの記録
・SNSなどで目撃情報収集
・山仲間や友人に状況を連絡して協力してもらう
・登山仲間から、遭難者の行動パターンや癖などを聞く
などなど
遭難者・行方不明者の情報収集のポイントを下記のページにご案内しています。
http://www.northernalps.jp/ji.html
捜索の打切りを警察から切り出された場合
その時点で有力な手掛かりになる情報などが無いと
受け入れるしかない場合もあります。
もし、ご家族が山で行方不明になり捜索中であったり捜索を打ち切られた
後であったり、行方不明者の方の捜索の仕方にお困りの方は
無料にてご相談もお受けします。
GACTでは過去の経験を基に、ご家族ができる情報収集方法など
その状況をお聞きしてアドバイスさせていただきます。
ご相談いただきアドバイスさせていただいたことを試されて発見に
至ったケースもあります。
山岳遭難捜索対応 岳飛(がくと)
http://www.northernalps.jp/index.html
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