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中:救助ヘリが、(六甲山)芦屋ロックガーデン一帯と谷を旋回
右:捜索・救助隊が、分岐から芦屋地獄谷方面へ駆けて降りて行く
本日の天気予報は、午後から雨50%。その上、私は、右膝の様子がおかしいので山行予定は、控えました。
しかし、朝、起きて外へ出ると、曇りながらも周りは明るく、暖かく気持ち良いくらいの気温。
家でジッとしてもったいないくらい。ならば、高座之滝(六甲山系登山口の内の1つ)までお散歩に行って、滝前のお茶屋さんのベンチで、登山者達の出発前の雰囲気を味わいながら森林浴して、コーヒー飲みながら読書でもしようかと思い、娘(may)と駅から歩いて行きました。
高座之滝前は、午後から雨予報にも関わらず、案の定、次から次へと登山者や毎日登山(高座の滝が目標)の方がお見えになります。
お茶屋さんのご主人さんとも喋って、賑やかです。
そんな中、、遠くから救急車と消防車の音。次第に近くになり、登山口入り口の手前にあるスペースへ停まりました。
そして、先発の捜索隊が4名が早足で駆けて行きます。しばらくして、遠くから、爆音を轟かせてヘリも飛んで来て、ロックガーデン周辺一帯を何回も大きく旋回しています。私とmayは、様子が気になり、ヘリがよく見える所まで上りました。
そして、数10分して、捜索隊の新たな車両も到着。地元の山名人の、「どこで発生したんや??(関西弁)」と問う言葉に少しの耳も傾けずに、15名程の捜索・救助隊が、無線機を鳴らしながら行きます。
茶屋周辺は、騒然として慌しくなりました。天気も急変して、雲行き怪しく、方向が定まらない強風と雨の嵐のようになり、ゴォーゴォーと山鳴り激しくなってきました。
それから救助ヘリは、何回も途中でホバリングしたり、何度も旋回してやり直してましたが、木々で入り組んだ地獄谷へは、複雑な強風で降下出来ないのか、かなりの時間を要するも、退去してしまいました。
mayは、入り口前の救急車や消防車が気になり、一緒に行きます。
そこへ、おまわりさん(救助隊ではない)も現れ、少し状況を会話して、そこから地獄谷分岐(岩石感知ロープ)まで、mayと一緒に、駆けて行きました。
このおまわりさんはご年輩でしたが、大学時代は山岳部だったそうで、蒼然とした中、早歩きながら冷静に話しもして、頼もしく感じました。
そうこうしている内に、地獄谷の上から、目立つ橙色の服装した救助隊が序々にゆっくり降りて来るのが見えました。先行の2人が、次にロープを掛けるべき位置を探しに走ります。
おまわりさんが、先行で走っている2人に「谷から登山道へ上がるは二手、手前は急、奥(堰堤近く)が距離は短い」と言います。(実は、周辺を熟知していた)
私達(私とmay)はそこから、邪魔になっていけないので、また、mayに遭難者の姿を見せてはダメだと思い、すぐに、登山口まで帰り、お茶屋に預けた荷物(ミニリュック)を戻して、芦屋川駅まで、雨具をして下山しました。
今回の遭難者は、どうやらご年輩のようです(見てはいません、話の中で。)
六甲山系の芦屋・地獄谷は、年に数回、遭難者(滑落)が出ているそうです。
このコース(※登山地図には載ってません)は、少しスリルを味わえ気持ち良い谷歩き、初級の沢歩き(中級者向け)で、人気はありますが、落石もあります、絶対に気を引き締めて下さい。
山行は、自己責任です、途中、無理だと思ったら、引き返した方が良いです。
くれぐれも気を付けてください。
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