登山道の崩落

先日南アルプスの聖岳に登るために芝沢ゲートまで車を利用しました。そこから便ヶ島まで歩きましたが、その登山道の一部が大雨の影響で一部分道路自体が跡形もなく流されて、電柱も流されてるような状態でした。自治体や地元の方の努力でしばらくして登山者（歩行者）用の迂回路ができていて徒歩での通行は可能でした。しかしながら素人が見ても車が通れるように復旧させるのは相当の費用と日数がかかるのは容易に想像できます。
これから人口も減り、地方自治体の収入も人材も減る中でその先に民家や峠越えで他の地域に繋がっているならともかく行き止まりで登山者のため？に道路にお金をかけて復旧することが難しいのではないかと思いました。去年からタクシーは通行可となっていましたがこのまま復旧しないで道路は朽ち果てていってしまうのではないのかなとも思いました。
一部の崩落箇所を除き、他の部分は土止め工事や舗装もしっかりされていますが手入れをやめたらすぐに荒れ果てるでしょう。
自然災害も年々増えてきていますし、これから人口が減り縮小していく日本に、登山専用道？だけでなく地方の生活道路の管理も十分に行き届くのか心配に思えています。
少子化対策にもう少し若い人の意見を聞いて結果の出る政策をしてもらいたいところですネ。