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買ってしまった…モンベルのアルパインクルーザー3000ウィズゲイター(`・∀・´)
初めて買った冬靴がもアルパインクルーザー3000で、10回くらい使って、重い!もう少し軽くならんのか!となり、
メルカリで売っぱらい、同じくメルカリで状態の良い2800を購入。なんやかや15.6回使用するも、重さも歩きやすさも良いけどいかんせん足が冷たい…となり…
また2800をメルカリで売り、今度は3000ウィズゲイターを購入。笑
買いに行った時にその事を店員さんに話したら、それは希有なお客さんだと思います、とお墨付きをいただきました✨
なんでまぁ、私なりの解釈でですが、使用比較などなど書いてみようかな、と。一般人で三種類全部実地で使ってる奴はたしかに稀有だと思う。笑
本日、常念岳東尾根日帰りでnew靴も使用してきたのでまとめて使用感などなど残しておきます。
⚫︎アルパインクルーザー2800
3000と同じ保温材が入ってます、違いは剛性の差です、と、モンベルは言ってますが、all皮の3000と一部化繊の2800、保温力に差がない訳がなく、
体感で3〜5度くらい対応可能な気温が違うなぁと感じていました。
2800だと-15度くらいは頑張ればいける。
頑張ればいけるの意味は、あんまりのんびり休憩取れない、アイゼンつける時とかくらい立ち止まってると冷たくて2.30分は足の感覚無くなるから頑張って動くしかない、という意味。
−20度だともうさっと行動食食ったり、呼吸整えるだけで動き続けないとキツい。温度についてはそんな感じです。
その分通気性はいいので、残雪期も使うつもりなら3000よりは使いやすいかと。歩きやすさも3000よりは全然歩きやすい。
2800の方で使用推奨する範囲を独断と偏見で言うなら、日帰りないし1泊2日小屋泊、行き先は人気の厳冬期赤岳とか木曽駒ヶ岳とかは全然大丈夫。アルプス行こうと思うと絶好の条件狙い撃ち日帰りとかじゃないと結構キツい。
⚫︎アルパインクルーザー3000
2800よりは暖かい。2800と同じ基準で書くなら、−20度くらいは頑張ればいける。
いかんせん少し重たいのと、履き心地は柔らかめとはいえ冬靴特有の歩きにくさはあるので、アルプスも視野に入れるならそれに慣れるしかない。
冬靴としてはモンベルは格安の部類だけどそれでもモンベルのハイエンド品の扱いなのでしっかりしてる。なので残雪期にも履くつもりだと気温次第じゃやっぱ暑い💦
2800も3000も歩きやすさに主眼を置いた品なので、登攀はできないことはないけど苦手、アルパインやアルパイン風味の事をやりたいなら高額なのを受け入れてスポルティバとか買った方がいいと思います。
あと、2800.3000どちらもだが、靴紐縛る一番上のフックが外れやすいので、そこは地味にストレスがある…。
⚫︎アルパインクルーザー3000ウィズゲイター
色々と問題児である。
店員と話をしてると、本部が出しちゃったけど、店員も売り方がイマイチわかっていない感じ。
3000とどう違うの?は、マニュアル通り、ソールがヴィヴラムからトレールグリッパーにかわり、ゲイターがつきました、で良いんだろけど、
じゃあ、自分の登山スタイルに合うのは3000と3000ゲイターどっちなの?とか、後発な分、どっちの方向に進化したの?とか、3000と比べて向いてる山向かない山ってあるの?とか、かゆい所にまったく手が届いていない。
話した店員さん、厳冬期アルプスもある程度やるくらいには雪山やってるのに、いまいちピンとこない事言ってたから、本部はコッチを押せ!と言ってるけど何を押したらいいの?状態なんだろなぁ。。。
まず、足首周りはベルクロでの固定になってます。これは地味に良い変化だと思う。フック外れやすいという難点を解消してる。
保温力については、3000と同じかちょいプラスくらいな気がする。ゲイターがついた分がプラス、その分、全面スウェードだったのが一部スウェードになってる分がマイナス。合わせるとトントンかちょいプラスってとこだと感じてます。
歩きやすさは3000より足首周りが自由がきいてだいぶ歩きやすく感じる。その分?足の甲周りは靴紐ではなくドローコードなので、ゆとりがあると言えばゆとりがある、ルーズ感があると言えばルーズ感がある、と言う感じ。
靴と足が一体化するようなジャスト感を求める向きには合わないと思う。
ゲイター内部も使用後ちゃんと水分を拭き取り乾かさないとすぐカビだらけになりそうなので、雑に扱いたいなら通常の3000を買った方がいいと思います。
で、以上の事を踏まえて、3000と3000ゲイターの方向性の差をまとめるなら、
雪山をよりストレスなく歩く歩きまくるという方面に舵を切った品なのかな、と。延々と歩くならこっちのがストレスないと思う。
…が、じゃあ、元々苦手な登攀があんまなくてそんな延々と歩く山ってどこなの??って、、、
南アルプスなんだよなぁ…。
いや、今日登った常念岳東尾根なんかもそうだけども。。。
60500円で厳冬期アルプスに耐える靴が買えるってだけで素晴らしいんだけど、なぜそっちに舵を切ったのか…
なんかこう…保温力を劇的に上げるとか、ライト層にわかりやすい変化にすれば良かったのに…。
本音のところは、円安の今、ヴィヴラムに払う金を減らして自社素材でなるべく安く作ろうって事なんだとは思うけども。ストリームパーカもゴアやめてドライテックにするってそういうことでしょ??
いいよ?トレールグリッパー好きだし。
いかんせん、せめて店員がちゃんと売りやすいストーリーは考えてから出した方が良いと思う。笑
あとね!謎ポイントはけっこうある!!
そんな歩きやすさに特化した靴なのに、なぜにテクニカル系冬靴の見た目に寄せたの?!スポルティバ意識してんの!?とか
足先のゲイターを装着する為であろうループ!
一番文句言いたいのはお前だ!!
モンベルのアルパインゲイターが取り付けられないってどーゆーこと!?!?!?
純正品じゃん!!!wとか。
なんかモンベルの写真ではついてるから、おそらく靴のサイズによるんだと思います。私は靴は28.0cmでLサイズのアルパインゲイターが取り付けられませんでした…。
今日使うつもりで、昨日買ったから、
今日はもう紐をループに通して無理やり延長して使ったけど、なんかそこも考えないとなぁ…www
ツッコミどころ満載だけども、アルパインクルーザー3000ウィズゲイター、総じて良い品だとは思います。(今更感
雪山始めたばっかでよくわかんないけど、あったかくて、なるべく歩きやすい冬靴欲しいなーって層にはそれはそれで合うだろうし。
私も延々と歩くの大好きなので、私には合う予感がします🙃
とりあえずちゃんと登山後のお手入れ、欠かさずやって大事に使おう!
以上、思いつくままのレビュー?でした。笑
しょうがないから近くの靴屋さんに頼んでビブラムに張り替えてもらいました。
来シーズン、どんな感じか試してみます。
因みに今はアルパインクルーザー3000を履いています。
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