越生町の龍穏寺を初めて訪れたのは、5年前の初夏でした。第二駐車場に車を置いたのですが、その片隅に珍しい花を見つけました。その時の様子を、今も定期購読している雑誌に投稿したのが下の文です。毎回投稿していますが、めったに掲載されることはなく、これも没でした。今読み返すと、当然の結果だと思います。
おととい龍穏寺を訪問したときには、ニシキウツギはありませんでした。印象に残っている花だったので残念です。
テーマ「赤」と「白」 NHKテキスト「NHK短歌」2022年12月号投稿
低山ハイキングを始めて数年になる。はじめは歩くことに精一杯で余裕がなかったが、それでも山に咲く花は安らぎだった。あるとき登山口の駐車場で、一本の木に赤と白の両方の花が咲いている珍しい植物を見つけた。ニシキウツギ(二色空木)というらしい。ウツギは、茎が空洞になっているのでその名がある。ニシキウツギは同じ花が白から赤に次第に変化するという。ところが仲間にシロバナニシキウツギ、ベニバナニシキウツギがあって、こちらは最初から白や赤で色の変化はない。でも名前は「ニシキ」である。いろいろと不思議を感じさせる、魅力のある花たちだ。
古寺で白から赤に色直しニシキウツギの花嫁衣裳
参考レコ:
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2377467.html
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