秩父市内浦山川の上流にある大日堂では勇壮な獅子舞が名物の縁日が、10月27,28日にありました。以前この縁日へ出かけたのはいつだったのか、記憶にないくらい暫らくぶりなのですが、未年生まれの私の守り本尊だし、職場の同僚が行司ということもあって、PENTAX K−1を持って出かけてみました。
この大日堂は、毎日仕事帰りにヤマメ釣りをしていた若かりし頃に釣り場にしていたエリアの近くで、良く立ち寄っていました。今は綺麗なお堂になっていますが、当時は質素な古びたお堂で見栄えは良くなかったけれど、山の中の清々とした幽玄な空気感が魅力的な場所です。野生動物がよく出てくる場所で、立派な角の牡鹿を間近で見たのがとても印象に残っています。そんな雰囲気が、まさに大日様が居る場所にふさわしいと思ったものです。自然と対話したいなら仏教を勉強するべき?と突然思いついたのもここでした。
踊るというよりも跳ねるというか、動きの活発な威勢の良い獅子舞は、荒獅子踊りという感じ。場を飾る花篭はとても華やかで、賑やかなお祭りです。この場所でこのお祭りが行われ続けていることが、山里の魅力であり、とても愛おしい故郷の色・音・空気だと思いました。
紅葉にはちょっと早い時期の縁日ですけど、「里山が舞っている」という体験をしてみたい方、是非来年お越しください。
Noromatanukiさん はじめまして。
私も浦山ダムができる前はよく渓流釣りに出かけていました。若かりし頃のホームグラウンドといったところでしょうか。大日堂に立ち寄ったことはありませんが、竿を持ってその前を通り過ぎたことを思い出します。しばらく、浦山には足を向けていませんが、懐かしく拝読させていただきました。
todora5502さん、こんばんは。コメントありがとうございます。
ダムができる前の浦山川、懐かしいですね。秩父市内から近くて、本当にきれいな良い川でした。良く家族で川遊びをした淵は今ではダムの底。失ってしまったものは残念ですけれど、今でも脈々と受け継がれているものを大事にしたいです。今週末あたりは浦山の紅葉が良い感じになりそうです。今は禁漁期ですけど、よかったら、しばらくぶりに足を向けてみてください。
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