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昨年の改修後のサントリーホールは初めてで、以前と何が変わったのかよくわかりませんが、音響自体は変わっていないようでした。もしかしたらシートがゆったりしたかも?私のお気に入りは2階中央部。今回は、ちょっと遠いけどピアニストの腕づかいがよく見えて楽しめました。
いや〜さすがのゲルギエフ&ミュンヘンフィルは素晴らしい!日本のオーケストラも綺麗な良い演奏をするけれど、ミュンヘンフィルのハーモニーは土台からしっかりと構築された厚みのある美音で、その上全身全霊で歌う。それをゲルギエフが情熱的に見事にドライブしちゃうものだから、もう感激を通り越して興奮してしまいました。
ブラームスのピアノ協奏曲第2番は、高校1年の時に初めてLPを買って以来36年間、私の中では一番好きな曲の座を明け渡したことがない大事な曲。巨木が立ち並ぶ深い森を歩いているような清々しさや、情熱や安らぎ、小さな花や動物との出会いを楽しむような気持ち。今回のユジャ・ワンは、超絶技巧のこの曲に十分感情を込めた演奏でした。
マーラーの1番「巨人」はTITANなので、畏怖すべき大地の巨大な何かってイメージです。実際、第1楽章は山で迎える夜明けそのもののような音楽で、私は仙丈ケ岳の頂上で迎えた夜明けを思い出しながら聴いていました。
それにしても、ゲルギエフ&ミュンヘンフィルのこの曲の演奏は凄まじかった。どんどん熱気を帯びて加速していくような最終楽章は圧巻。凄い体験しちゃいました。
やっぱりお値段的に敷居が高くても、本場のオーケストラの演奏は聴いてみるもんですね〜。音楽ってのはここまで行けるし、まだまだ行けちゃうんだよ!っていうの体感出来るだけでも、人生のちょっとしたお得です。
とはいえ、滅多には聴きに行けないなぁ〜
Noromatanukiさん はじめまして。
たしかに、すごい組み合わせで、高そう。曲目も、前半は渋く重厚で、後半は大音響が楽しめて魅力的。
お話から感動が伝わってきます。やっぱり、本場のオケは聴いてみるものですか
okusanさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
海外の有名アーティスト&オーケストラとなると、チケット高いですよね〜。今回は山小屋泊3回分を投資しちゃいました。ドイツの地元で聴けば、1/3くらいのお値段なんでしょうね。まぁ仕方ないです、人生への投資って感じです。結構いろんなのあちこちで聴いていますが、やっぱり本場のオケは本場の伝統の上に成り立っているだけに、日本では味わえないものを披露してくれますね。お財布具合にもよりますが、今後もチャンスがあったら良い演奏を聴きに行きたいと思いました。でも・・・相当キツイ〜
Noromatanukiさん、こんばんわ。ゲルギエフ、生で聴くって凄いですね。海外オケは気になる演目に限ってチケットが早々に売り切れてしまうので、なかなか聴く機会がありません。スイッチ入ったときのドライブ感が最高系な指揮者だと思うので、ライブは録音にはない高揚感がありそうですね。久しく生オケ聴いていないので、自分の所属する楽団の演奏会が終わったらゆっくり鑑賞したいと思いました。
yamaonseさん、こんばんは。
海外オケは今までにも聴けるチャンスはあったけれど、高額だったりプログラムがイマイチだったりで、今回はだいぶ久しぶりのライブ鑑賞でした。ロックでも民謡でもクラシックでも充実した演奏はやっぱり、グルーヴ感だなぁと思いました。
今月末には第九のチケットもゲット済みなので、たたみかけるような演奏を期待しているところです。
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