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8月2日・3日。
この日はずっと変わることがなく、続いてきた。
その日が月曜日だろうと火曜日だろうと、必ず8月2日・3日と決まっている。
もちろん土・日曜日となることもある。だが、曜日に引っ張られることなく、
毎年頑なに2日・3日に行なわれる ―
昭和20年8月1日、長岡は空襲され、市街地の8割が焼失、1,486名の命が
失われた。その一年後、復興を目指して始まった『長岡復興祭』が、
この花火大会の前身である。
以来この花火大会により、長岡市民は心を慰められ、励まし合いながら復興に
尽力してきた。
花火大会と言えば、その経済効果を期待する面が大半かと思う。
動員数が多ければ多いほど、実施地域の経済効果も大きくなることは明らか。
そしてそれが休日であれば、動員数は多くなるのも自明の理だ。
経済効果を一番に考えるなら、土日にあてて実施するのが良いのは誰でも
知っている。
『長岡花火』の目的は、経済効果を期待してのものではない。
もっと極端に言うと、観光目的の花火ではない。
もちろん、経済効果を期待しての動きは公・民共にあるが、
それが第一の目的ではない。
ここが、この『長岡花火』が長岡市民の誇りたる所以である。
慰霊の花火、『長岡花火』。
今日のその日、今年は平日だ。
それでも2日間で100万人と言われる人がこの花火を見にやって来る。
日本一と言われる花火だが、本当の日本一である理由は、
規模でも動員数でも打上げ数でもなく、今時経済効果をも無視した
公・民共々の心意気にある。
こんにちは〜
そうなのですね
長岡花火にそんな背景があるとは全然知りませんでした
僕は花火大会はあまり見に行かないほうなんですが、
そういった背景であれば、一度はこの目で見に行きたいですね。。。
そういえば、隅田川の花火も大飢饉と疫病で亡くなった人々の慰霊の為とかって聞いたことがあって、もともと花火って鎮魂の儀式から始まってるんですよね
コメントどうもありがとうございます。
そうなんです、慰霊という目的なんです。
その目的は引き継がれていますが、やはり
後世に伝える事をしない市民も増え、
単なるイベントのように思う若年層も
増えているようです。
隅田川花火も仰る通り慰霊の目的ですよね。
でも日取りは毎年7月最終土曜日。
まあはっきりした日付がない慰霊目的なので
土曜日確定でもおかしくはありませんが。
鎮魂の心はやはり大切に引き継がれていくべき
ものであろうと思います。
昨年は2日目が月曜日で私が休みだったため、初めて見に行きました。
圧倒的な迫力で本当に感動しました。
いつまでも平和で戦争の無い世の中であってほしいですよね。
帰りの大変さがなければ、毎年見に行きたいくらいです。
昨年は大相撲の糸魚川場所もあり、初めて相撲も見ることが出来て凄く充実した夏だったのですが、今年は仕事漬けの毎日です・・・
beehiveさんお忙しいであろう時に
コメントありがとうございます。
昨年見に来られたんですねー。
あれは見た人しかわからない迫力がありますよね。
河川敷で見ると視界に納まらない空一面花火です。
帰りは大渋滞ですもんね・・・
一泊出来るなら楽なんでしょうけど、
宿も1年前から満室状態と聞きますので、
仕事でどうなるかわからない人にとっては
予約取るのも敷居高いですね
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