2/20 城ヶ崎

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2014年02月20日 21:54外岩全体に公開

昨日夜I塾カレンダーをみたらクラック講習2名とあったので23時ころ申し込み。
無事返事があって参加できた。

講習では初めて城ヶ崎に車で行ってみた。
(プライベートでは一度車で行ったことあり)

ドタ参の補習なのでまったり過ごす作戦。
平日2名ということは、そんな常連さんじゃない→初心者の可能性が高い→まったりできる、という予測。

そもそもクラック自体前回も城ヶ崎の講習で、3ヶ月ぶりくらい。
恒例の地面の岩でハンドジャムをやるけど左のハンドが全然キマらない。
これはもしかしてダメなんじゃないだろうかと思い始める。
ただ、この左のハンドジャムについてあれこれ教わっている時に、そもそもルートの(もしかしたらボルダーでも)大変有効なムーヴについて気付きを得る。
もうこの時点で帰ってジムでリードで試してみたいくらいだ(笑

あとフラッシュダンスを日曜に予定している講習でやろうと思っているのでフィンガーについても教わる。
オフフィンガーと言われる若干太めのフィンガー。

そしてまずは例の無名5.4の右をリード。
アップというよりはTRのセット。
3回ほど登って体をほぐす。
そのあと「好きな課題でアップしてください」と言われる。
珍しいパターンだ。
そもそもこの日の講習は全部純の周辺エリアだけで行われた。
パープルシャドウにすら触っていない。
あ、最初のジャム練習でちょっと触った。

好きな課題かー、と思って、別に好きではないけど鬼ころしをやることにした。
ちなみにフナムシロックで好きなのは純とパープルシャドウだ。
やってみるとなんというか三周りくらい余裕を残して順調に登れる。
うーむ、成長を感じられるのっていいね。

そのあと、「樹氷やってください」と言われる。
樹氷は実は一回、しかも手首を痛めた直後に触ったことがあるだけだ。
まあさっきフィンガーについて教わったしいい練習になるかなと思ってやってみると、これもずいぶんと簡単に登れてしまった。
以前は手首を痛めていたせいなのか、それ以降の成長なのかはわからない。

そして左の無名5.4にリードがてらTRを張る。

樹氷をやって、前回はオバステ正宗をやってみるので、これでこっちがわのエリアではやるものがなくなってしまった。
「オバステやりましょうか」と言われたのでやってみる。
核心のところの0.75がキマるクラックでハマる。
右側にガバカチがあるので左でハンドジャムをキメるけどどうもムーヴを起こせない。
うーん、前回どうやったんだろう。。。もっとフレッシュで馬力で抜けたのかな。
5分くらいあーだこーだした後、左手でガスをキメて右手でハンドジャムを入れたらあっさり行けた。
そうかー、フットジャム優先でムーヴを選べばよかったのか。
ただクラックが「いかにも左手を入れたくなる」ような形状。
しかも右にはガバカチがあるし。
まあいいや、これも勉強。

ところでこの日のペアはKKさんという女性。
この人が登攀力が高い。
クラック講習2回めだそうだけど、鬼ころしのTRをひょいひょい登る。
そのあとなんと2回めなのに鬼ころしのリード。あっさりRP。
なんだろうこのペースは(笑
そのあと「山崎さんも鬼ころしで落ち練してください」と言われる。
アップでリードしてるからただ登るのもつまらないので、カムを一種類一個だけ持って行って、できるだけ少ない個数で安全に登る、という勝手課題を課してみた。
これは滝谷みたいなアルパインぽいクラックを登るときの練習を想定。
結局0.5、0.75、1の3つを使った。
落ち練は3つ目の1で。
3つしかないからもし外れたらグランドしかねないのですごく慎重にカムセットした。

そのあとKKさんがなんと2日目にして卒業課題の純のリード。
え、KSさんより早くない？
そしてなんとこれもあっさりOSかRPかしてしまう(前回TRしたか覚えてないそうだ)。
見ていると、鬼ころしも純も同じ戦術で突破していた。
どちらも核心でカムとジャムが干渉するというのがポイントだが、だいたいみんなはカムをいいところにキメてジャムを苦心してキメて突破する。
ところがKKさんは先にジャムをキメて突破してからカムをキメる。
安全管理はその手前で固め取りなどをしている。
まあ自分では多分やらない戦術だけど、初めて見て有効な方法だなと思った。
そしてKKさんは2日目で卒業してしまった。
この時点で「そろそろヘッデンかなー」と思っていたら、「山崎さんも純やりますか」という声が。
ただ「多分純やれって言われるだろうなー流れ的に」って思っていたのでショックは少なかった。
数々のヘッデン下山を乗り越えてこそI塾である。と凹Nさんが言っていたらしい。

お分かりのように冒頭に書いた「ほか2名が初心者だからまったり」という予測は100%間違っていた。
ものすごいハイペースで順番が回ってくる。
まあ自分もそれなりにサクサク登ってバトンを返したので、2日目卒業に少しは役に立てたのかもしれないと思うことにしよう。

純は好きな課題だけど実はもう半年以上やってない。正直覚えてない。
KKさんは0.3と2を2つづつ使っていたので、覚えてない状態で一種類一個はちょっとどうかな？と思い、持っては行くけどなるべく少ない個数、という勝手課題でやってみた。
結果は0.3、0.4、2、2という4つ。
もう一人の講習生のSSさんのTRを終了点で待っていて、ロアーダウンしたあと速攻全部回収して懸垂下降。
急いだおかげでなんとかヘッデン前に講習を終わらせ、パッキングすることができた。
「ローテンションなのに登るの早かったですね」と言われました。
まあそんなにローテンションではないですよ(笑

そんで3日後の日曜に因縁のフラッシュダンス。
因縁っていっても1回しかやってないけど。

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