mfさんの日記を読んでいて「ハッ」とした。
クライミングを初めてだんだん強くなっていって、甘いジムで客が閑散としているとジムリーダーになることもちらほら出てきていた。
下グラなんかだとむしろ8割ジムリーダーだったり。
でもずっと心のなかで「強い人達ってなんか違う。あっちの世界にいる」という感じがしていた。
もっというと「あそこまで突き詰めても楽しくないんじゃないのかな」という嫉みもあったのかもしれない。
たまたまかみさんが会社の近くのJ&S恵比寿に昼練に行くようになって、その影響で自分もJ&Sに恵比寿に行くようになったのが去年の12月くらい。
今では月パス買って置き靴までしてる。
J&S恵比寿自体は前からたまーに行っていて、赤ができたりできなかったりというレベルをウロウロしていた。
ぶっちゃけ赤すら苦しむ日もあって、行くのは「やむを得ない時」が多く、自発的に(ジムの選択肢があるのに)行こうと思うことはなかった。
それが、通ってしばらくしたころ、たまたま調子が良かったのかジムに慣れてきたのか、赤オレンジができた日があった。
(この赤オレンジはJ&S恵比寿の数年ぶり?のホールド替えでその直後になくなった)
するとそこから、なにか憑き物でも落ちたかのように、行くたびに新しい赤オレンジを完登するようになった。
赤オレンジは5本しかないので、終わったら次はオレンジ。
普通はここでまた足踏みするものだけど、あっさりオレンジの簡単なのができた。
そこからまた、行くたびに新しいオレンジが完登できるようになった。
そしてオレンジが7本たまって、昨日は初の茶色オレンジを完登。
赤オレンジの2本目ができてからは、ほぼ毎回最高グレードを落としているんじゃないだろうか。
もちろんジム慣れはあるだろうけど、それだけではない成長をしているんだと思う。
特に最近は、カチがかなり強くなった。
カチでカチホールドを持つと落ちる気がしない。
あとはこれはJ&S恵比寿特有だけど、前はつるつるのジブスに足を置くと結構落ちていたのが、最近はそういうことはまずなくなった。
たぶんこのカチ、マイクロスタンス、あと体幹の強化が成長につながっているんではないだろうか。
とまあ長いけどこれは前置きです。
mfさんの日記をみてふと思ったのは、「そうか、前にいろんなジムで感じていた『一線の向こう側』に見えた人たちというのはこういう感じだったんじゃないか」ということだ。
まあつまり自分が一線の向こう側に行ったのかもねって言ってるってことですが。
スミマセン。
なんだ一線を超えてみるとむしろ楽しいじゃないか。
なんとなくここ半年くらい感じていた「ジムに行く義務感」が気づいたら消え失せていたよ。
楽しむ対象が、強くなることになったのかもね。
でもそのうちまた壁に突き当たるかもしれないけど。
その時に自分にふさわしいジムというのはあると思う。
終了点作業に続き、またネタを提供してしまいました(笑)。
zakiさんのすごいところは、赤オレンジで足踏みせずにどんどんグレードが上がっていることですね。
元々の鍛えた身体+練習の蓄積があればこそだと思いますが、そこまで順調に伸びる人は少ないと思います。
何事も、伸びているときが一番面白いですからね〜。
(スポーツも、勉強も、会社経営も!?)
それがいい好循環になっているのでしょうね。
その手前に、なかなか成果が出ずに、理想の自分とのギャップに悩むときがあると思いますが(今の自分がそうかな)、そこでいかにモチベーションを高くして練習を続けるかが勝負の分かれ目ですね。
いやでも、ここ1年くらいずっと成長がなかったんですよ。
J&S恵比寿でいえば、去年の3月に自分よりちょっと強い友達がオレンジ1本できた&自分は赤が精一杯だったので、9ヶ月くらい足踏みしてましたから。
正直ジムにいくのもかなり義務感で行っていたけど、義務感とはいえ9ヶ月さぼらずやり続けて良かったのかもしれません。
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