これからは諸山での実践あるのみと言いたいところだが。
いまだ未熟者で大したこともできない、いつもの山歩きレポートだ。
普段の面々と白山の美濃馬場である郡上、石徹白(いとしろ)へ。
白山中居神社は銅葺鳥居と巨杉参道がいかにも歴史を感じさせる。
精緻な本殿欄間彫刻は諏訪流立川冨昌の作。
いとしろ大杉までは行かず背後の浄安杉までだが、4杉が合体した巨木とブナ原始林に白山信仰への高揚感を味わう。
北斎も描いた阿弥陀ケ滝は水量が多くなかなかの迫力。周回路はあるのだが立ち入り禁止で背面の裏見にならず。
実景は滝上部やせり出し見物台が無く、浮世絵の怪しい感じが皆無。やはり北斎先生はここへは来ておらず、創造作画だからだろう。
それにしても瀧見客が流しそうめん食べ放題の方にばかり流れて行くのは惜しい。
鮎釜めしを食べて白山文化会館、長滝白山神社、長瀧寺、古今伝授の里へ。
やはり地方資料館の展示は平板、総花的になりがち。
平日で見学者は他に居ないのだからせめて館員による説明がぜひ欲しいところだ。
渋く良い文化財が多いのに残念。
建物はガラス張り、締め切り両様だが節約のため冷房が入っておらず蒸し暑くカビ臭い。これでは文化財にも良くないよね。
箱モノ作って魂入れず?の典型である。
おん虐虐役優婆塞あらんきゃ娑婆訶
白山信仰の美濃側入口(馬場)です。濃厚に信仰跡が残っていますよ。
是非どうぞ。
🌕1ペースで行ってますよ。次は中山道の鳥居峠?いずれにせよ連絡します。
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