アニメのゴールデンカムイを見て思ったこと。
大雪山で遭難し全身が凍傷になった脱獄王の白石の裸踊りとか、作者の山に関する知識は相当高いと感じた。熊は上に逃げる鹿は下に逃げる」これも、山で何回か熊と遭遇したが、そのとおりツキノワグマは会った瞬間、道なき道をバキバキって音を立てながら上に逃げて写真を撮ることが出来なかった。鹿は、秩父の山で鹿猟師と猟犬に会ったが、稜線で鹿を見つけても撃たずに、鹿を追って林道の近くまで下りてから逃げた鹿を仕留めていた。稜線で鹿を仕留めた場合は、車まで運ぶのは相当な労力が必要なので下に追いつめて仕留めていた。
谷垣ニシパのカネ餅、クルミ入りのオリジナルで、山で言えば遭難した際の非常食。最後のふんばりは炭水化物と脂肪分かなと確信したが、考えてみたら猟師は山のプロだから当然かな。
山とは違うが、谷垣の過去で今の時代に通じるのが疫病の話。名家と言われていた谷垣家から疫病(今なら新型コロナウイルスか)に妹フミが感染し、どうせ助からない命だから、フミの旦那さんが急所一撃で苦痛も無くフミを殺害し、疫病の証拠隠滅を図るため小屋に火を点け、これで名家の谷垣家は救われ、変わりに殺した旦那だけが悪者に…
創作されたストーリーだけど、所々深い山の知恵があり面白い。誰よりも山の知恵を持っているのが主人公の少女アシㇼパちゃん。勉強になった。
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