![]() |
![]() |
![]() |
ご飯としていれていた、ほうれん草の周りが特に汚れている。よく見ると、ほうれん草の食べつきがレタスやキャベツと比べて悪い気もする。
5匹居るうちの、3匹の変態🐸おたまじゃくしはカエルになって陸場の石砂利の上にいる。
2匹は大きさが見てわかる様に、ダイ(大)とおチビ。
ダイは足が立派に出始めており、おチビはまだ脚も未発達。
2匹は最初の14匹のうち、ダントツのんびりペースの2匹だったが、昨日あたりから一気に違いが現れ始めた。
ココまでは何ら問題ないただの個人差として、今まで9匹(1匹は側溝から?)を田んぼへお返しできた。しかしながら、おチビの様子が明らかに変。ハッチと朝早々に汚れた、水槽のお水を替えているとおチビの動きが遅い。ひょろひょろと泳ぐ姿があってもそのあとポカーンと浮かんで、時には仰向けにもなる。仰向けになる時口が見えるがパクパク動かしており呼吸は出来ている様子。
でも、ダイと比べたら明らかに元気ない。
…水の汚れのせい?
…ほうれん草が合わず飢餓状態?!
…でも、今までの同じやり方できてたが…
それにしてもハッチにどう話そう。嫌な予感しか無い。ひとまず水を替えご飯をレタスに替えてみてもそんなすぐに戻るはずもない。
「お友達の所にかえしてあげた方がいいんじゃ無い?」
ハッチが言った。
…あぁ、そっか。元々いた田んぼへ早いうちに返してあげたら良いのかな。
神の声の様に聞こえたハッチの言葉に背を押され、カエルになった10号、11号、12号と、おチビという名の13号をそっと自宅から歩いていつもの田んぼへ。
お水を替えた後の水槽の中にはただ1匹の14号のみ。
「1人は寂しいから10匹お友達連れてきたら?」
…悪魔の声…いや、ハッチが次に発した言葉は再びおたまじゃくしを連れて帰る案だった。
勘弁してください…泣
田んぼの稲がずいぶん育ち始めその脇に我が家と同じように変態したカエル達が目によく入るほど見えた。よしよし、おたまじゃくしは流石にもう居ない様だ。
私たちが3匹を逃がそうと田んぼに近づくと、2匹のどこぞのカエルが近寄ってきた。
「迎えにきたんじゃない?」
ハッチがキュートな発言をしてくれた。
…そうだね。もしかして、ハッチのうちで育てた9匹のうちの誰かかもね!?
(よく見たら迎えにきた2匹のうちの1匹はまだしっぽが長目だったので、違ったかな。)
3匹をそーっと田んぼへ、いってらっしゃい。
おチビもそーっと別にしたコップから田んぼの水へ少しずつ馴染ませる様に移動。自分の脚では泳いで無かったが、ゆっくり沈んでも仰向けにはならなかった。ゆっくり順応して回復してくれる事を期待したい。
個人差があるおたまじゃくし
たったかもしれない14匹でも、いろんなストーリーがあった13匹。残り1匹は何としても、元気に返したいね。
①残り1匹となった14号(上)とおチビ13号(下)
②10号、11号、12号の卒業スタンバイ
③デカデカと、残り1匹となった14号を正面から描いたそうです。