遠く無い,ある時ある場所でのことです。
富士山の南にある 愛●山(越●岳)を山行した。
山の神に素敵な・綺麗な景色を(珍しいことに本当に)感謝した。
鳥居を通り抜け脇の駐車場を過ぎ
バス停に向かう。名残惜しみ,道の脇の緑に目をやりながら歩く。
驚きと申し訳なさと恥じらいと悲しみが湧いてきた。
その道すがらの両脇に缶・ペットボトル・チャージゼリーの空容器が投げ捨てられていた。
多少なりとも変形し・くすんだり・泥がついたりしてここ1日以上の風雨を潜ったゴミたちだ。
数ヶ拾ったところで両手一杯になった。すぐ脇にもまだある。
手持ちのレジ袋が1枚あったのを取り出し,そこに入れていく。
歩きに来たのだかゴミ拾いに来たのだか,それらが一体となってバス停に向かっていく。
いかにものゴミを提げてバスに乗るのか,嫌な顔されるかも,仕様が無い。
山の神様に感謝したのなら小さくとも行いで示すのが男だろ。
拾うことは手間ではあるが持てるだけは拾っていこう。
ただ,一ヶのゴミを見付けるごとに,心がささくれていくのがわかる。辛い。
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