遠く無い,最近のことです。
富士山の南にある山をハイクした男が
山の神に素敵な・綺麗な景色を感謝して,缶やらのゴミを拾いつつ帰路を進むと…
ポイ捨てゴミを拾ったその目の前で,道脇奥に踏み込んだオシャレな髪の人物がカメラを構えて白い花木に向けていた。
風流人かの様に振る舞うその人物,実はとんでも無い行動をする。
ゴミを拾いつつ先に歩を進めていると,
後ろから声がかかる。
何の用かと道を戻ると。これも頼むわ。2本のペットボトルを差し出している。
それらは拾って来たゴミと比べると,あまりにも新品に見えた。
ポリ袋が満ちているのを見せ,車で来た方なら持っていく様伝えると。
それなら良いわと,2本のペットボトルを道脇に放った。
そして何も無かったかの様にスタスタと
「富士山と書かれた3●●6(疲れのせいか?なぜか覚えていない)」のナンバープレート
の付いた爽やかな自動車に向かっていった。
数秒頭の中が白くなった。
反射的にその2本を拾い上げながら,怒り・悲しみ・気味の悪さが湧き上がり,さらに何が何だかわからなくなった。富士山が,汚された。
えせめ!郷土愛も・矜持も・品性も……無いのか!その様なことを吠えた。
富士山に決して消えることのない傷をつけた人物の乗った自動車が去って行く。
言いようの無い喪失感に本当によろめきながら,一方でアドレナリンが湧き上がる。
その先でも,目につく限りはさらに拾いレジ袋に山盛りになった。
バス停周りでは,行きすがらのハイカーに分けて貰ったもう1袋のレジ袋も一杯になった。
山の神様(への感謝で出来ることは物理的に),ここ迄です。
目の前であり得ないことが起きると私は固まります。脳が処理するのに時間がかかるのでしょう。
あまり有名でない里山を歩いてると電化製品とか捨てられてて、?でしたがこれも悪質な廃品回収の会社が故意に捨てるのでしょう。
いずれ自分たちに返ってくるのにね。
私も帰り道にゴミ拾いしながら下山しようと思います。
投稿ありがとうございました。
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