私は山でゴミを見つけても腹を立てたりしません。いくら怒っても合理的じゃない。捨てる人は捨てるから。理性的に諭すことは効果があるかもしれませんが、結局、自らを自らで諫めない限りは直らない。それに捨てないまでも、知らずに落とすことは自分にもあるだろうと思うから。だからゴミを見つけたら「きっと捨てたんじゃなくて落としたんやな」と思い、「見つけた人間が拾えばいい。それで対自然との関係ではOKやん」と思ってきました。どう見ても「置いていった」と思われるゴミも「こんなことする人って不思議やなぁ。可哀想な人やなぁ」とも思っていました。しかし!先日訪れた笠ヶ岳へ行く途中、秩父沢で休憩したときのこと。ふとみると木陰に白いものが…拾ってみたらトイレットペーパー…「いやいやこれはロールペーパーというものであって食器などを拭いた後に落としていったに違いない」と言い聞かせ(笑)、自分のゴミ袋に入れました。ところが一端見つけてしまうと、どんなに小さいゴミでも目についてしまい、休憩を終えて出発しようとしていたのに「ゴミ拾いタイム」に突入してしまいました。そして見つけてしまったのです! 飲むゼリーの容器をきれいにたたんで岩と岩の間に突っ込んで隠してあるのを

これにはさすがに怒りを覚えました。秩父沢から水と涼をもらい、感謝の思いで満たされていたこともあって、「これくらいポケットに入らんか? ザックにも入らんのか? これを持っていったら歩けへんのか? そうなら目的地になんか着かんぞー

」と心の中で叫んでしまいました。結局、鏡平山荘まで(決して余裕ではなかったのですが)、ゴミを拾いながらの上りになってしまいました

一番多かったのは、アメの小袋を切った際に出る小さい方のゴミ! きっと手やポケットから落ちて気づかないのだと思いますが、「山であめちゃん禁止になるでー」と思うほど落ちてること落ちてること! たまには“河内人の本領”を発揮して「ごぉらぁ〜 おんどれ〜 なにさらしとんねん!」と言うことも必要かもしれないと思いました。ザンネン
youknowahahaさん、こんにちわ。
私もよく飴ちゃんのごみは拾いながら歩くことが多いですよ。わざとじゃないとは思いますが、たまたま落とさないような工夫をしている人はたくさんいますから、そういう人を見習ってほしいなぁとは思います。
先日の、鳳凰山ではペットボトルを2本ほどみかけましたが、これは、さすがに小さなザックにテン泊装備をパツパツに詰めてましたので、よう拾わんで通過してしまいました。
s-katayama さん、こんにちは。愚痴めいた日記にコメントありがとうございます
人が入る以上、悪意はなくても山にゴミは存在してしまいますよね。だから「山に入る者」として拾える人間が拾えばいいと思うのです。ただ、一般の登山道でゴミを「捨てていく」のは悪だと思いますが、「拾わない」のが悪だとは思いません。縦走で大きなザックを背負っている人や、トレランなど小さなザックで日帰りする人などが、バランスやテンポを崩してまでゴミ拾いするのは安全上どうかと思いますし。人それぞれの山行きスタイルがあるので「ゴミを見つけたら拾え」っていうのも違うと思います。私も愚痴ってないで、s-katayamaさんがおっしゃるように「落とさない工夫」を提案すべきでしたね。私の場合は、ズボンのポケットの片方をゴミ箱がわりにして、ゴミしか入れないようにしています。アメを食べるときは立ち止まってしっかりゴミをポケットに押し込む、休憩後は忘れ物とゴミを落としてないか見回してから出発する…その程度でも「うっかりゴミ」は減るのではないでしょうか?
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