手放すことになったと言うので、最後に見に行こうということになり、遊びに行ったら、
「乗って見る?」の一言。
「え? いいの?」
と、乗りづらい運転席にお尻を滑りこます。
ステアリングのポルシェのエンブレムには、思はず唇がゆるんでしまい、背中の水平対向エンジンの音に興奮する。意外に静かだけど。
奥方が一言
「ぶつけないでね」
と、塀の陰から……明子姉ちゃんか。
「馬鹿にしないでよー♪」ジャカジャン。
緑の中を走り抜けてく黄色いポルシェ
一人旅なの私気ままにハンドル切るの
交差点では隣りの車がミラーこすったと…
こすってませんてば。
ぐるっと一周りしただけだけど、ちょっとだけポルシェのすごさを感じる。山道を走ってみたかった。
エンジンを見たかったのに、素人には簡単にカバーを外せないので、水平対向エンジンは見られないと言う事実。残念。
人生、初左ハンドル。
という訳で、左ハンドルあるある。
乗り込んで、イグニッションキーの穴を探す。
走りだす時、ウインカーを出したのに突然ワイパーが動く。
ギアチェンジで、シフトレバーが消え、左手が空を切る。
いつの間にか、センターラインをまたいで走っている。(ついつい、右ハンドルの位置に居たくなる)
私だって 私だって 疲れるわ。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する