2025年9月9日(火)から9月23日(火)までの15日間で、北海道の二百名山&三百名山など7座登頂+湿原ハイクを目指したときの行動経過を備忘録として残しておきます。なお、この時点での年齢は66歳11ヶ月、男性、ほぼ単独登山ばかりで登山歴は約40年ほどです。
【山行目的】
北海道の日本二百名山&三百名山で、前年9月の遠征時に登頂できなかった山及び未踏の二百名山への登頂
【登頂を目指した山&湿原とその結果】
1 カムイエクウチカウシ山(日本二百名山) → ○ 幕営1泊2日で登頂(9/11〜12)
2 暑寒別岳(日本二百名山) → ○ 登山口前夜泊で日帰り登頂(9/15)
3 雨竜沼湿原(ラムサール条約登録湿地) → ○ 日帰りハイキング(9/16)
4 ニセイカウシュッペ山(日本三百名山) → ○ 日帰り登頂(9/17)
5 オプタテシケ山(日本三百名山) → × 日帰り登頂を目指すも途中撤退(9/18)
6 芦別岳(日本二百名山) → ○ 登山口前夜泊で日帰り登頂(9/19)
7 夕張岳(日本二百名山) → ○ 日帰り登頂(9/20)
8 樽前山(日本二百名山) → × 登山口に至る道路が通行止めで断念(9/14、9/22)
【行動経過】
9月09日(火) 大洗港から商船三井フェリーさんふらわあに愛車デリカD5と共に乗船し、19:45出港。
9月10日(水) 13:30に苫小牧港着。約200km走行し、「道の駅なかさつない」にて車中泊。
近所にスーパー&コンビニあり。
9月11日(木) カウイエクウチカウシ山登山1日目。幌尻ゲートを06:00に自転車で出発。三股にて幕営。
9月12日(金) カウイエクウチカウシ山登山2日目。三股を04:30頃に出発。途中ルートミスで1時間ロスするも、
08:35に山頂到着。
快晴微風のもと、日高山脈の大展望を堪能。三股にてテント撤収し、17:42幌尻ゲート着。
下山後は、中札内の菊屋旅館別館に宿泊。その日は食事提供不可とのことで、夕食はコンビニ調達。洗濯。
9月13日(土) 移動日。翌日に樽前山登頂を計画し、苫小牧市内の公園にて車中泊。その晩は豪雨。
なお、車載してきた折りたたみ自転車は、JR千歳線沼ノ端駅の屋外駐輪場にデポし、22日に回収。
9月14日(日) 樽前山登山口に向かうも、国道453号が通行止めで登山を諦め、暑寒別岳箸別登山口に移動して車中泊。
なお、入浴&昼食はルートの途中にあった「道の駅 サンフラワー北竜」を利用。
9月15日(月) 05:30頃箸別ルートから暑寒別岳に登山開始。09:00頃登頂。
山頂付近はガスで展望が効かなかったが、八合目以下は晴れて好展望。13:30頃下山。
下山後は約75km移動して深川駅近くの「おかした旅館」に二食付きで宿泊。洗濯。
9月16日(火) 宿から約40km走行し、南暑寒荘に10:00頃着。雨竜沼湿原ハイキング(10:15〜15:20)後は
「おかした旅館」に連泊。
9月17日(水) 前夜からの雨が続き、休養日の予定としていたが、「天なび」を見るとニセイカウシュッペ山は
13:00頃から晴れ予報。
そのため、ダートの古川砂金越林道を走行し登山口へと移動。ガスと強風の中山頂に到着しそのまま下山。
下山後は上川町の入浴施設「たいせつの絆」で入浴後、上富良野町にある国道237号沿いの見晴台公園にて
車中泊。
9月18日(木) オプタテシケ山登頂を目指し、05:10頃登山開始。08:00頃美瑛富士避難小屋に到着。
休憩後、稜線縦走路に取り付くもガスと強風がひどくなり、途中撤退を決意。
下山後は、近くの吹上温泉で源泉に浸かりのんびりした後、翌日の 芦別岳登山のため、
登山口脇の太陽の里ふれあいの家に宿泊。洗濯。
9月19日(金) 芦別岳登頂を目指し、06:40頃登山開始。10:40頃山頂に到着し大展望に感激。15:00頃下山し、
翌日の夕張岳登山のため夕張市内の道の駅夕張メロードで車中泊。
なお、入浴は移動ルートの途中にあった湯の沢温泉を利用。
9月20日(土) 夕張岳登頂を目指し、06:30頃登山開始。10:00頃山頂に到着。
曇天ではあるものの展望あり。特に昨日登った芦別岳はきれいに見えて感激。
14:00頃下山し、夕張市内の「フォレストファーム夕張B&B」に二食付きで宿泊。その晩は豪雨。
9月21日(日) 休養日&移動日。翌日の樽前山登山のため、千歳市内に移動しホテルグランテラス千歳に宿泊。
なお、昼食は途中にある「道の駅 サーモンパーク千歳」を利用。混雑がすごかったが、海鮮丼を堪能。
9月22日(月) 樽前山登山を計画したが、苫小牧市のHPを検索すると登山口に通じる道々141号線及び市道樽前観光道路の
通行止めがまだ続いているとのことで、登山を断念。
ホテルそばにある市営青葉公園の散策や市立図書館での読書、苫小牧港に向かう途中にある
「道の駅ウトナイ湖」で時間を費やし、19:00発の仙台港行き太平洋フェリーきたかみに乗船。
フェリー乗船までの間、待合室のFreewifiを利用しヤマレコ登山記録をノートPCで作成。
(大洗行きフェリーのクルマの乗船予約がとれなかったため、仙台行きを選択。昨年も同様の状況でした。)
9月23日(火) 仙台港10:00着。東北道経由で16:00頃帰宅。走行距離合計は約1,800km。
【経費】 総額 約15万円程度
1 移動関係経費 87,630円
・ 乗用車航走運賃込みのフェリー代 大洗→苫小牧 \39,030(コンフォート)、苫小牧→仙台 31,200円(エコノミーシングル)
合計 70,230円
・ 乗用車燃料代 軽油 約128L 約17,400円(走行約1,800km)千歳市内のappollo staition aix'セルフ千歳SSが安かったです。
・ 北海道内高速代 0円 無料区間のみ走行。一般道でも高速道路に近いスピードでクルマが走っています。
2 宿泊関係経費(フェリー宿泊を除く宿泊施設利用6泊) 41,760円
・ 菊屋旅館別館 素泊まり 5,500円
・ おかした旅館 二食付き2泊 14,320円
・ 太陽の里ふれあいの家 素泊まり 3,300円
・ フォレストファーム夕張B&B二食付き 7,750円
・ ホテルグランテラス千歳 朝食付 10,890円(別途夕食にすき焼き定食+60分飲み放題で3,300円)
3 その他入浴・昼食・飲食物購入など 約2万円程度
【その他】
1 車中泊環境について
愛車デリカD5には、電子レンジと冷凍冷蔵庫、出力1,200Wのポータブル電源、さらには12V 100Ah の
リン酸鉄リチウムイオンバッテリーとこれを充電するための走行充電器を車載しているので、
いつでも冷えたビールや温かな食事を頂くことができて、車中泊環境は快適です。
2 ヒグマ対策について
山岳エリア内のヒグマは、一般的に人慣れしていないので、登山者との遭遇を嫌います。
見通しのきかない登山道では、ほぼ10分おきにホイッスルを鳴らすと共に、熊鈴及びクマスプレーを携帯。併せて、最後の手段として携帯ナイフも持参しました。
9/15の暑寒別岳登山の際、夜明け前にトイレに行ってクルマに戻る際、ヘッドランプで周囲を照らしたところ、子グマとみられる甲高い騒ぎ声を聞きました。こちらの照明に驚き反応したようです。沢を挟んだ対岸数百メートルのところでしたので、特に問題なし。
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