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先に鍋割山に行ってきて荒山高原に戻ると、道標の上にケースに入ったカメラと思しき物が置いてあった。
誰かが拾った落し物を、目につき易いところに置いてやったのだろう、と思いながら荒山に向かう。
荒山山頂から南尾根を回って下山しようと少し下ったところで雨がポツポツ落ちてきた。
まだ正午を回ったばかりなのに予報より早く降り出したのだ。慌てて山頂に引き返して登って来たルートで下ることにした。
下山しながらふとあの落し物のことが頭をよぎる。ケースには入っていたがもしあのまま誰も回収しなければ水浸しになったしまうなあ、などと心配してしまう。
自分が鍋割山を降りるときには山頂に1組しか残ってなかったので、あの人たちが落とし主でかつあれに気付かなければ、もうあの落し物はあのまま置き去りにされてしまうなあ。
雨はまだ小雨ほどでもないので、展望の広場の分岐を右に折れると近道なので、本降りになる前には姫百合の駐車場へは辿りつけるとの公算だが、どうにもあの落し物が気になる。
荒山高原経由でもそれほど時間を要する訳ではないので、しかたなく落し物の現状を見に行くことにした。
案の定、落し物は道標の上で濡れていた。さてこれをどうしようか。雨の当たらない場所に移すか、はたまた持ち帰ってどこかに届け出るか。
前者の場合は、明日にでも自分がまたこの場所に来て人目に付くように置き直さなければならない。
そして、後者の場合はどこに届けるのか、ここには事務所のようなものはないし、ビジターセンターは大沼の方だし、近くの交番に届けるのも大げさで面倒になりそうだからなあ。と、思案する。
とりあえずケースの中を確認してみたら、カメラではなく双眼鏡であった。これなら多少水に濡れても大丈夫かな?よしんば使えなくなったとしても記録があるわけではないのだから、置き去りにしても許されるか。などと考えもする。が、落とし主にとっては大切な物かもしれないしなあ。
ええい儘よ!持ち帰ってヤマレコに情報を載せよう。と決断。
ということで、お心当たりの方はコメントをください。
一週間ほど進展がない場合は、赤城のビジターセンターにでも届け出てみます。
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