水窪ダムを過ぎると、前日の雷雨の影響か落石が多くなってきました。
ご存知の方も多いと思いますが、300名山の黒法師岳の登山口へは水窪ダムから
ダート道を30分走り、さらにゲートから6.4キロ歩くという所です。
南アルプスは隆起を続けていて、岩質が脆いので崩落が多いのでゲートがあります。
ここは浜松市でもかなり奥地で、携帯電話もドコモ・ソフトバンクとも圏外です。
次々に訪れる落石を華麗に躱していたと思っていたのですが、突然「シューシュー」
という空気の漏れる音が…やってしまいました。30秒も進まないうちにペチャンコになり走行不能になってしまいました。スペアを積んでいましたので、JAFのお世話になることなく復帰できたのですが、タイヤの横をカットしたようで、お釈迦になってしまいました。これで、残念ながら黒法師岳の山行は中止になってしまいました。
帰りに確認すると落石が道路にくっついて軽く足で蹴飛ばしても動かないくらいでした。石器時代の矢じりのように鋭く、これはパンクするわと妙に納得してしまいました。
大変お恥ずかしい話ですが、皆さまには他山の石としていただけたら幸いです。
初めまして。私もあの林道はマイカーで何度か入ったことがありますが、小さな落石はいつもありますね。平成の大合併で今は浜松市ですが今でも違和感があります。
私はこの年末年始の三重県中部の山登りで、伊勢市のちょっと南側の獅子ヶ岳登山口でパンクに気付きました。こちらは舗装された林道上にパラパラと落石が落ちている程度でしたが、それらが原因だったようです。登山口に到着して朝飯を食って出発するときに気付きましたが、とりあえず山頂に向かいました(往復1時間程度の短時間コースなので)。登山口までの運転でハンドリングに異常を感じることはありませんでしたので驚きでした(ゆっくり空気が抜けたからかな?)。
最近の車は軽量化や低コスト化でスペアタイアが無い車種も多く、私の車も無しで取説に従ってパンクの応急修理剤を入れて電動ポンプで空気を入れましたが空気漏れは直りませんでした。タイヤ側面に小さな傷があって20分ほどでほぼ空気が抜ける状況で10分毎に路肩に駐車してポンプで空気入れを繰り返して下界に下り、タイヤ屋さんで1本だけ新品に入れ替えてもらいました。臨時出費が痛かったですが、以降の山登りも安心して継続することができました。
山登りのために車に乗り始めて15年くらい経過しますがパンクは初めてでした。以前の車はスペアタイヤがありましたが、9年間で登場機会は1回もありませんでした。山登りのため林道走行などしない一般ドライバーだと、たぶん1度もパンクを体験しないで済む人が大半だと思います。
お店の人の話ではタイヤ側面はゴムが非常に薄く木の枝でも刺さることがあるそうです。特に水に濡れた状態ではゴム表面が滑りにくく異物をはじく効果が弱くなってパンクしやしやすいとのことでした。ただし路面が接する面は強度、ゴムの厚みが充分あるので頑丈とのことで、落石程度ではよほどのことがない限りは大丈夫なようです。
はじめまして。
コメントありがとうございます。
早くゲートまで辿りつきたいという焦りから、落石の度に車を降りるのを怠ってしまいました。
タイヤの側面はゴムが薄いのが直接的な原因ですが、そんな心理的な要素も多かったと思います。
誰かを乗せて遠征してるような時ではなく、近場の山でしたので運が良かったと思っています。
黒法師岳は新緑の頃が最高なので、またチャレンジしたいと思います。
toradangoさんも気を付けて山行してくださいませ。
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