帰りの毎日アルペンバスのことでした。白樺荘から乗車して来るはずの人が乗車して来なかったのです。しばらく待っていましたが来ません。運転手さんが白樺荘に確認したり結局バス会社に連絡し一人残したまま出発になりました。その後その人がどうなったのかはわかりません。それで思い出したことがあったので書くことにしました。
下山中に横窪沢小屋に立ち寄りしばらくの間小屋番の方とおしゃべりをしていた時に小屋番さんがおしゃったことです。「ここは通過点にある小屋だから予約をしても余裕があればそのまま通過する人がいる。予約をした以上は黙って通り過ぎないで一言声をかけて欲しい。そうしないといつまでも待ってしまうし、また何かあったのでは?と思ってしまったり。捜索すべきか否か。困るんだ」「何か困ったことが起きたら各小屋の管理人に相談して欲しい。小屋や役場は無線で繋がっているんだから。」とのことでした。
南アルプス南部は往復の交通は自家用車以外予約制で時間の制約のある山です。小屋番さんがおっしゃるには「無理な計画を立てて来る人が多い。余裕を持って来て下さい。」とのことでした。
各小屋の管理人さんはただ登山者を泊めてその時だけ面倒をみているのでは無いと感じました。入山から下山まで実は見守って下さっているのだと。有り難いことです。
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