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毎年仲良いツバメのつがいが春一番、南風に乗ってやって来て、5月と7月、8羽~10羽のヒナを育てる。
今年は気候が悪くエサが少ないのか、揃ってバテ気味。。。所が親がエサを加え戻って来たら、一斉に頭より大きな口を広げ大きく囀ずり、行き交う人を驚かす。
上手くもらう要領の良いヒナは丸々肥え、早々に毛づくろい翼を羽ばたかせ、今にも飛び出さんばかり。。
エサにありつけないおとなしいヒナは、痩せ細り明らかに未熟、仲間が巣立つた後も親からエサをもらい続け、7日後なんとかエサが豊富にある遠くの河川敷へ。
晩秋には一族で再び軒先の巣へ戻って来てから、高圧線に一列にならんだ大集団が、北風に乗って南国へ。。。
私の願いは、おとなしい未熟なヒナが厳しい試練を乗り越えたくましく成長すること、頑張って欲しい。
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