![]() |
![]() |
この4年間取り憑かれたように富良野、美瑛に通っている。
何故かというと遡ること2019年の正月。
はじめてのスキー旅行。札幌、ニセコに3日間滞在しゲレンデスキー、山スキーを堪能した。次の目的地は白金温泉。
元々は吹上温泉、白銀荘に滞在するつもりだったが「白銀荘、温泉」という字体と「白金温泉」を勘違いし白金温泉のゲストハウスに予約していた😅まぁ地図見ると近いし安かったので問題ないだろう。
ニセコから3時間ほど車を走らせ山間部を抜けると唐突に富良野盆地が広がった。
天気は晴れ、広大な雪原の向こうには真っ白な十勝連峰が横たわる。まさに自分がイメージする「This is 北の国から」そのものだった。
荒々しい十勝岳、富良野岳と緩やかな裾野が広がる美瑛岳、美英富士。テレマーカーの私は後者の優雅な佇まいに一目惚れしてしまった。
そして白金温泉への一本道の先には美瑛岳が鎮座する。
宿泊先のゲストハウスは白金温泉の最奥にありその先は冬季通行止めとなる。すなわち必然的に美瑛岳登山口となるのである。
これはもう運命的な出会いではないだろうか?
明日ここに登ろう!
しかし、現実はそう甘くは無かった…
早朝宿から直接スキーを履いてスタートした。朝は青空も見えていたが森林限界を越えると次第に風雪が強くなる。
標高1400mくらいまで登ったが所謂ホワイトアウト状態で視界は10m先も見えないくらい…。強風も相まって体感温度はー20℃くらいか。岩陰に穴を掘り風を避け30分ほど待機したがますます降雪が強くなる。これ以上待つのは危険と判断しGPSを頼りに何とか下山した。
苦い思い出となってしまったがそれ以来ここのゲストハウスに毎年お世話になっている。(今年は宿の臨時休業で上富良野で宿泊した)
コロナ禍のせいもあり昨年から正月休みは避け感染者数が収まり天候も安定しだす3月に変更している。
そして昨年は快晴の中、美瑛岳山頂間近まで登ることができた。
今年も天気に恵まれ美瑛岳には昨年と同じところまで、美英富士は山頂まで登頂することができた。
充足感に満ち足りた旅行だったが岐阜に戻り数日経った今、来年は十勝岳に登ろうか?オプタテシケに登ろうかとワクワクが抑えられない。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する